Issues we are working on
子どもを授かったときから「自分の居場所がある」安心感を
地域で支え合って子育てしていける社会―それは、子どもを授かったときから地域の中に親子が包み込まれ、「ここは自分たちの居場所だ」と安心感を持って地域に根差していける社会です。そのためには、子育てを「保護者」とりわけ「母親」だけが背負い込むのではなく、社会全体で支援していくことが重要です。
「こどもも、わたしも、大切に」を合言葉に、自分らしさを大切にしながら子育てしていける環境を整えていくこと。それが、私たちの取り組んでいる課題です。
Why we are tackling this issue
「子どもに恵まれ、今が一番いいときね」そんな言葉に素直に向き合えない…?
―子どもはかわいいし、大切。良いママでいたいし、良い妻でいたいから―
―父親になったんだから、今がふんばりどき。これまで以上に頑張って働かなくちゃ―
そんな想いに、いつしかがんじがらめになって、苦しくなってしまうことがあります。でも、子育てはパパ・ママだけが頑張るものなのでしょうか。「子どものために」と頑張りすぎて苦しくなる社会では、少子化は進む一方ではないでしょうか。全ての子育て家庭には誰かの手助けが必要なのです。
母親たちの7割が「アウェイ育児」、自分が生まれ育った地域ではないところで子育てをしているというデータもあります。なじみのない土地での初めての子育て。寄る辺ない思いを抱えたママたちも、地域に居場所を得ると安心して生き生きし始めます。
社会が、地域が、「一緒に子育てしようよ」と子育て家庭を受け入れ支えていけば、どんなに肩の荷がおりるでしょう。
子どもたちの笑顔のために、まずママ・パパに笑顔を。
親も子も「その人らしさ」を大切にする社会を実現したい。
そのために、新潟県上越地域で子育て支援に関する様々な取り組みを行っています。
How donations are used
いただいたご寄付は下記のことに活用させていただきます。
●ママのための居場所をつくる~子育て応援ひろば ふぅ 運営~
ここにくればほっとできる、ここにくれば子育ての、地域の、情報を得ることができる…そんな親子のための「子育て応援ひろば」を運営しています。
気が付いたらいつも冷めた飲み物しか口にできない忙しいママに、ここにいるときくらいはゆっくりあたたかいお茶を飲んでほしい
最近パパ以外の大人としゃべったのっていつだっけ…そんなママが「ひとりの女性」としておしゃべりできる場があってほしい
もちろん、子どもたちにも安心安全で、楽しく過ごせる環境であってほしい
そんなひろばをこれからも持ち続けるための資金にさせていただきます。
●地域密着の情報がなにより必要!~子育て応援情報誌「With kids NEWS」発行~
「地域×子育て」の情報を知ることができるフリーペーパーを年4回発行しています。この情報誌を主に作成しているのは、地域で子育て真っ最中のママたち!「子育てしても社会とつながっていたい」そんな想いが、この情報誌の原動力。
ママたちがエンパワメントされながら地域で活躍する場をこれからも持ち続けるための資金にさせていただきます。
●子育て支援は「まちづくり」そのもの~そのほか、自主事業の運営~
・子育て中の人や子育て支援者向けのワークショップ、イベント、講演会、研修会等の開催
・親子に寄り添い、その主体性を大切にしながら支援していける子育て支援者の育成
・企業・団体へ向けた保育コーディネート(一時保育ルームの設置)
などなど、「地域で支え合う子育て」のために必要な事業を行うための資金とさせていただきます。