Issues we are working on
1. 子どもに関わる大人を対象とした運動遊びやスポーツを用いた人材育成
(1) 運動遊びJUMP-JAM(ジャンジャン)プロジェクト (児童館職員等)
(2) 学校内での身体活動に関する運動遊びプロジェクト (教職員等)
(3) 運動遊びパーク THE EXTRA MILEプロジェクト (地域コミュニティで活動している方等)
2. 運動遊びやスポーツの普及に係る講師派遣・紹介事業(適した人材のアテンド)
(1) 企業・団体・地方自治体の要請による運動遊びやスポーツの研修・講演・イベント
(2) 自治体の政策に関する普及に関する助言・協力
3. 児童及び青少年の健全育成に関する事業
(1) 健全育成事業の強化
(2) 国・自治体との連携事業
4. その他法人の目的を達成するために必要な事業
(1) 情報発信による普及啓発
(2) 災害等の復興支援活動
(3) その他
Why we are tackling this issue
「史上最も身体を動かさない世代となった今の子どもたち」を救いたい!
私たちは、子どもを取り巻く以下の環境問題 ※を改善していくことを目指しています。
※「子どもの体力向上のための総合的な方策について(答申)―3子どもの体力の低下の原因―(1)(2)」(平成14年 文部科学省) より抜粋。
(1)国民の意識
子どもの体力の低下は,運動する量が減少したことによるものと考えられるが,その最大の原因は人々の意識にあると考えられる。保護者をはじめとした国民の意識の中で,人を知識の量で評価しがちであったことにより,身体や精神を鍛え,思いやりの心や規範意識を育てるという,子どもの外遊びやスポーツの重要性を子どもの学力の状況に比べ軽視する傾向が進んだ。また,子どもの体力の低下とその及ぼす影響への認識が十分でない。このようなことから,子どもに積極的に外遊びやスポーツをさせなくなり,体を動かすことが減少したと思われる。
(2)子どもを取り巻く環境の問題
①子どもの生活全体の変化
科学技術の進展,経済の発展で,生活が便利になったり,生活様式が変化するなど,子どもの生活全体が,歩いたり,外で遊んだりするなどの日常的な身体運動が減少する方向に変化した。
②スポーツや外遊びに不可欠な要素(時間,空間,仲間)の減少
子どもが運動不足になった原因として,スポーツや外遊びに不可欠な要素である時間,空間,仲間の3つの減少が考えられる。
③地域におけるスポーツ指導者の課題
地域におけるスポーツ指導者については,子どもの発達段階に応じた指導方法を心得ている指導者が少なく,いきなり技術的なことを教えたり,勝ちにこだわった指導をして,子どもがスポーツの楽しさを知ることなくやめていく場合もあり,スポーツ嫌いにつながるとの指摘がある。
④学校における指導の問題
幼稚園においては,教員自身の外遊びの体験の不足等により,遊びながら楽しく運動するような指導がうまくできないなどの状況が見られる。小学校においては,専任の体育の教員が非常に少ないことや,例えば,年齢が高い教員の中には児童の発達段階に応じた体育の指導に困難を感じたり,高齢でなくとも,児童に体を動かす楽しさを感じさせることができる指導が必ずしも得意でない教員が存在するという状況が見られる。
How donations are used
今回の寄付金の使い道は、
1.被災地にいる子どもや親子の心のケアを目的としたプログラムの創出・推進に活用します。
2.子どもの体験格差が発生している地域でのイベントの創出・企画・開催に活用します。
3.予算不足により、子どもと関わるスタッフが学びの場を得られていない状況を解消するため、時代とともに変わりゆく子どもを取り巻く環境やその対応等について実践的に学べる場の創出・推進に活用します。
主に上記1~3に対して、当法人独自の専門的スキルを持った講師の派遣や、子ども自身が楽しみながら身体を動かしたくなるキットの提供、イベントの企画、実践的な運営ノウハウを届けます。(被災地、僻地・離島などの少子化及び過疎地域等)
※ 現在 一般社団法人への寄付金は、寄付者が個人の場合、所得税申告時に寄付金控除対象とはなりません。