Issues we are working on
1.貧困問題・子どもの貧困問題
2.環境の保全、フードロス問題
4.保健、医療又は福祉の増進について
5.子育て、高齢、障がいについて
6.まちづくり・地域包括ケアシステムについて
Why we are tackling this issue
【誰もが当たり前の生活を送る事ができる社会づくり】
人が当たり前の生活をするためには、自立できるためのサポートが必要となります。
それは、本人自身の機能もあるし、社会環境の整備も必要です。
包摂的な社会を完成させるためには、公、民の力をいかに連携させていくかが大切になってきます。
公的支援で行き届かない部分は、民間で構築し、また民間では不可能な支援は公的支援につなげると言う官民一体となった支援体制をつくっていきたいと思います。
また社会背景が早いスピードで変化する中、社会的ニーズの変化も早くなっており、それらに対応できる支援や施策が追い付かないという事も起きる中で、「今必要な支援を今、作り上げる」をミッションに、社会事業のスタートアップに特化した事業を行う。
How donations are used
【スタートアップに関する資金】
フードバンク事業及び、こども宅食(パントリーサービス)
私は長年、児童虐待に関する活動を続けています。数年前、誰もが気軽にご飯を食べれる場所を作りたいと思い、「子ども食堂」を立ち上げました。そして、これだけでは多くの子どもたちを支えることができないと、令和元年にエリア限定で「こども宅食」を始めました。
しかし、今回のコロナウイルスの影響により子ども食堂は蜜を避けるために閉鎖。そして、代わりとなるはずのこども宅食(フードパントリー)も食材調達の問題から自分の住むエリア限定でしか行う事ができず、無力さを感じました。
今回のコロナの影響により、世間では多くの困窮の訴えが出ているのですが、私の住む地域では逆に全く声が出なくなりました。色々と理由を探ってみると公的な機関に繋がる事ができていないという事が分かりました。特に、妊娠・出産後ファーストステップとなりうるはずのママ教室や支援センターが閉鎖となってしまい、行き場のない親が出てきたのです。公的支援が既に入っている家庭に話を聞くと「特に大きな変化はないですよ」と答えてくれて安心したのですが、一方でそのような支援のない家庭はどうしているのかが気になりました。
今現在、外部とのつながりのない家庭は一体、どうやって困っていると言う事を声に出しているのだろう。
そういう事が気になりました。既にコロナウイルスの問題が大きくなりしばらくすると、ポツポツと声が上がり始めたのです。
「家の中でストレスを感じている」「リストラに合って仕事がない」というような声が色々なルートから入ってくるようになりました。
まだまだ潜在的な緊急性のある困りごとはたくさんある
起きてしまってから対応していたのでは間に合わない。早めの段階で問題を見つけることができる為の、仕組みづくりが必要だと思った私は、これまでエリア限定で行っていた個別宅配を市内全域に広げることを決めました。
ただ、市内全域になると莫大な食材調達が必要となってきます。全国の仲間たちや企業の方々と連携しながら大規模な食材調達をしていかないといけません。
子ども食堂が運営できない中、はがゆい思いをしている運営者も多くいます。そこで各地で頑張っているこども食堂運営者や民生委員等、色々な方に協力いただきながら市内全域の家庭に食材がお届けできるように、していきたい!
私たちLALASOCIALは、家庭への食材提供を実現するために、フードバンクを立ち上げることにいたしました。
<フードバンク立ち上げの為の資金(約1年間)>
・家賃…5万円×12月=600,000円
・運搬費…10万円(市町村をまたぐ場合)
・宅食用容器…1000円×200名=200,000円
・冷蔵庫…100,000円
・冷凍庫…100,000円 合計1,100,000円
<その後>毎月
・家賃…50,000円
・運搬費…30,000円
・水道光熱費…10,000円 合計90,000円