Issues we are working on



核家族化や共働きの増加、近所づきあいの希薄化の中で、子育ては今、かつてないほど「一人で抱え込むもの」になりつつあります。
夜泣きや発達の不安、育てにくさ、家計の不安――
誰かに話したいと思っても、「こんなことで頼っていいの?」「どうせ理解されない」と声を飲み込む保護者は少なくありません。
一方で、家庭や学校以外に安心できる場所がないまま、孤独や不安を抱えて日々を過ごしているこどもも近くにいます。
私たちは現場で、「ようやく誰かに話せた」と涙する親、「ここだけは安心できる」と話すこどもたちと出会ってきました。
“頼っていい場所”“ありのままでいられる居場所”が、地域の中にもっと必要です。
子育てが一人じゃないと思える社会を、こどもと大人、地域みんなでつくっていきたい――それが私たちの課題意識です。
Why we are tackling this issue



こどもは育つ環境を選べません。だからこそ、安心できる居場所や寄り添う大人の存在が、こどもの心と未来を支える土台になります。
しかし今、子育ては孤立の中にあり、悩みを一人で抱え込む保護者が増えています。私たちは、**「お母さんが笑えば、こどもも笑う」**という当たり前の光景を守りたい。
お母さんの笑顔は、こどもの情緒を安定させ、自己肯定感や人への信頼感を育む、何よりの基盤だからです。
こどもたちには、守られ、尊重され、健やかに育つ権利があります(こどもの権利条約第3条・第12条等)。
でも現実には、制度の狭間で支援が届かず、声にならないSOSが見逃されている家庭が数多く存在します。
だから私たちは、地域の人々とつながり合いながら、「あなたは一人じゃないよ」と伝えられる場所をつくり続けます。
親の不安も、こどもの不安も、分かち合える地域社会を育てていきたいのです。
How donations are used



みなさまからのご寄付は、こどもたちが安心して過ごせる居場所を持続可能なものにするために、大切に使わせていただきます。
具体的には、こども食堂の食材費や保険料、消耗品などの運営費、学習支援や個別対応を行うスタッフへの謝金、
そして場所を継続して開いていくための家賃・会場費などに充てられます。
また、こどもたちの世界を広げる体験活動や地域との交流イベントの実施費用、さらには困りごとを抱える家庭への支援や物資の提供にも活用させていただきます。
私たちの活動は、まだまだ足りていない「小さな支え」を届けるものです。
だからこそ、あなたの支援が必要です。
一人ひとりの想いが、誰かの「大丈夫」に変わる力になります。どうか温かいご協力をお願いいたします。