こんぺいとう企画 Image
name Logo

NPO

こんぺいとう企画

Donate

Disabilities

Employment

4 followers

Vision

寄り道が居場所につながる社会を目指す

more

Issues we are working on

Issues we are working on Image
Issues we are working on Image
Issues we are working on Image

ごあいさつ

はじめまして、豆塚エリです。

大分県別府市の訪問介護事業所tetoteという介護事業所で働きながら、詩人、エッセイストとして、また、各地にて講演会の講師としても活動しています。

1993年に愛媛県松山市で生まれ、大分県竹田市で育ちました。日韓ハーフでありシングルマザーのもとで育った私は、母の苦労をそばで見ていたので、『家計を支える大黒柱になろう』と、猛勉強して県内随一の進学高校に進学。

難関大合格を目標に孤軍奮闘していましたが成績は伸び悩み、母娘二人の貧しい暮らしに疲れ果て16歳で飛び降り自殺を図り、頚髄を損傷したために車椅子生活となりました。

●進学、就職へのハードルの高さを実感

 2年に及ぶリハビリを経て、母校への復学を目指しましたが『障害があること』を理由に受け入れを拒否されてしまったため、高卒認定試験の合格を果たして県内の大学進学の道を探りました。しかし、『経済的な問題』や『通学の問題』『校内のバリアフリーの問題』など、乗り越えなければいけないハードルの高さや多さに、一旦大学進学を断念しました。

「就職して、いつか自分の行きたい大学に行くためにお金を貯めよう」と決心しましたが、初めて訪れたハローワークで感じたのは、将来に対する無力感でした。「車椅子の人が就職できる求人はありません」と障害者の担当者から一言でバッサリと切られてしまいます。それでも何かできることはないかと求人を色々と見てみましたが、障害者雇用求人は限りなく少なく、10代の私にとっては何の楽しみも魅力も感じられない、給料の安い、将来性の見えないものばかりでした。

ましてや「一人でバスや電車に乗れない」「一人で階段が上がれない」「車椅子がトイレに入らない」「ドアが重くて開けられない」「車が運転できない」と一人で自由に外出ができない私にとっての就職とは雲を掴むような話なのでした。これから「障害者」として生きていくことはこういうことなのか、と絶望を感じました。もしかして一生こうなのか、と。

それでも一人で自立して生きていくためには何か仕事をしないといけません。ハローワークで勧められたデザインの職業訓練校にとりあえず通い、元々好きで得意だった文章を書くことで、フリーランスを選択することに決めました。未来の見通しもないまま、なれるかわからない物書きを目指すしかなかったのです。

「フリーランス×障害」で直面した大きな壁 

フリーランスとして自立することの難しさに合わせて、障害があるだけで極端に学習や仕事の案件を受ける機会が減ってしまう現状がありました。

  • ​​​​​​学びの場、打ち合わせの場所に行くことができない
  • 自分自身の売り込み先がわからない
  • 業界の相場がわからないため、価格の交渉ができない

フリーランスという働き方はコロナ禍の影響も後押しとなり1,670万人(2021年度調査)と増えつつありますが、「自己責任となる」「収入が安定しない」「営業が必要になる」などそれぞれの性格、素養に合わせた難しさもあります。なおかつフリーランス・トラブル110番への相談件数は2年間で累計1万541件以上と、自身では解決しきれないトラブルに見舞われることもしばしばあり、仕事をする時間や場所の自由度があったり、人間関係のストレスがなかったりなどのメリットがあるとは言え、気軽に挑戦できる道ではありません。

引用元 朝日新聞デジタル 「フリーランスのトラブル相談が急増 「110番」開始2年で1万件超」

https://www.asahi.com/articles/ASR28670YR28UTIL02T.html

障害を負い、生きることを決意した車椅子生活の先に選択した「フリーランス×障害」の道は平たんなものではありませんでした。働いた経験も実績もなければまず相手にされません。スキルを磨いたとて、活かし方がわからない。社会人経験もなければ、業界のルールが分からず契約内容や報酬もうまく交渉できず、支払いの遅延や未払いなどにもものを言えず、言っていることが途中でコロコロ変わったり、差別されたり、軽んじられたりと、そんな時期を長らく過ごしてきました。

それでも独学で10年間こつこつ執筆活動を続けたことで、運よくテレビ番組のコメンテーターや全国各地での自殺予防の講演会に登壇するなど、挑戦する機会に恵まれました。

2022年9月には念願だった商業出版でエッセイ「しにたい気持ちが消えるまで」を出版することができました。もちろん、それなりの努力はしてきた自負はあります。しかし、努力によって成し得たとはまったく思っていません。本当にただただ運が良かったのだと感じています。

Why we are tackling this issue

生きづらい社会で生きていくために

調べてみると、私が歩んできた道のりは私だけのものではなく、日本社会にある、生きづらさを映したものでした。15~34歳の死因の第1位は自殺であり、先進国(G7)では日本だけです。自殺の原因は「居場所のなさ」だと、自殺予防の取り組みをしながら強く思います。また、障害者人口936.6万人(人口の約7.4%)のうち、障害者雇用で働く障害者の雇用数は61万3,958人しかいません。それだけ障害者にとって就労とはハードルの高いものであるということです。

また、障害や病気に限らず、現代社会は一度でも社会のルールやレールからはみ出した人たちは社会参画の場が極端に奪われてしまうという現実があります。そうなってしまうと、再び社会人として働き生活するということは自力では限りなく難しいです。

もしも『学びの機会』と『働くサポート』があって、『社会との結合点となる居場所』があったとすれば、障害や病気、さまざまな理由で長期的に安定して働くことが難しい方々も、フリーランスという働き方を前向きに選択できるのではないか。障害や病気に限らず、どんな寄り道があったとしても、それが居場所につながる社会があれば生きづらさは減っていくのではないか。

私と同じような境遇にある方々がもっともっと気軽に挑戦できる、活躍できる場を作りたいと考えるようになり、そんな思いを実現するために2023年12月にNPO法人こんぺいとう企画を立ち上げました。 

金平糖は、ほんの小さな砂糖粒から2週間以上の時間をかけて作り上げられるカラフルで美しい砂糖菓子です。同じ形は一つとない、その個性をゆっくり丁寧に育てていく、そんな会社になればいいなと思い、こんぺいとう企画という名前にしました。


私たちは、『寄り道が居場所につながる社会』を目指して4つの事業を運営していきます。

  1. 学びの場となるオンラインライタースクール
  2. 実践の場となる大分県観光案内メディアサイト
  3. 自立の場となる記事作成サービスMokuMoku
  4. 共生の場となる就労継続支援B型事業所


日本初の障害・病気のある方向けオンラインライタースクールを開校

書くことが好きだった私が独学で10年間書き続けたのは、学びの機会がなかっただけでなく、純粋にお金がなかったからもあります。昔はオンラインスクール自体がなかったこともありますが、案件が保証されているわけでもないライタースクールに投資をする金銭的余裕は皆無でした。

 改めてオンラインライタースクール10社を調べたところ、受講費用は平均142,945円でした。なお、障害者雇用で週20時間未満で働く方の平均収入は54,250円/月です。

引用元 障害者の最低賃金や障害別の平均月収を解説【比較表あり】 | 障害者雇用バンク(旧 エラビバ) (syogai-koyo-bank.com)

https://syogai-koyo-bank.com/contents/guide/20220106/

障害や病気などで長期で安定的に働くことが難しい方々にとってはオンラインライタースクールは費用が高く、誰でも気軽に受講できる状況ではありません。


そこで、私たちは、誰もが気軽に積極的に学ぶ機会を得られるように受講費用を1コンテンツ330円(税込)からと最小限に抑え、それぞれのニーズに合わせて無駄なく購入ができる動画コンテンツによるオンラインライタースクール「もくもくライタースクール」の開校を決意しました。

  1. ライティング基礎編
  2. ビジネスマナー編
  3. 就職活動編
  4. 個人事業主・自立編

もくもくライタースクールでは、動画コンテンツが購入できるだけでなく、プロライターによる対談やオンライン講義・セミナーも販売され、将来的には添削サービスやオンラインサロンなども追加していく予定です。


地域振興に寄与する大分県観光案内メディアサイト

もくもくライタースクールは卒業という概念を持っていません。受講生は動画教材やセミナーを視聴し認定テストを受けることで、スキルに合わせて実践の場に挑戦することが可能になり、大分県観光案内メディアサイトは、受講生の最初の実践演習の場となります。

商店街、温泉地、飲食店、美容院、喫茶店など大分県にある魅力に自ら取材を申し込み、執筆活動を行うことでライターとして学んだ知識を実績に繋げていく場となるだけでなく当法人が本社を置く大分県の地域振興にも寄与するものです。また、もくもくライタースクールの受講生はオンライン学習のため全国各地に居住しており、大分県での対面取材や撮影は難しいため、就労継続支援B型事業所の利用者とタッグを組み、取材に当たることでコミュニケーション、チームワークの重要性についても体験することを狙いとしています。


How donations are used

How donations are used Image

■運営費用(年間)

8,649,964円

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▼内訳▼

・ライタースクール運営費

システムメンテナンス:972,000(12ヶ月)

・メディアサイト運営費

システムメンテナンス:240,000円(12カ月)

フリーペーパー発行:220,000円(年2回/24P・100冊)

・運営設備費

家賃、電気・ガス・水道、社用車、PC、社用携帯、通信料、机・いす、広告宣伝費、管理ツールetc

2,657,964円(12ヶ月)

・運営人件費

4,560,000円(代表理事・理事を除く)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〒8740927

大分県別府市弓ケ浜町1番28号別府コージェマンション301号室

0977-76-8601

https://kompeito.org/

Representative:豆塚エリ

Explore
  • For social challenges
  • For associates
  • For campaigns
About Syncable
  • For associate staffs
  • Learn about Peer-To-Peer Fundraising
  • Brand assets
  • About us
  • Privacy Policy
  • Terms of Service (For supporters)
Services

Syncable Logo Image
© 2021 STYZ Inc.All rights reserved
Privacy PolicyTerms of Service (For supporters)