
Purpose



竹林整備は、大変労力が掛かるのと伐採した竹の野焼き行為は認められていないことから、管理する高齢者ではどうすることもできず放置するキッカケとなっています。そこで、竹資源を新たな価値へと生み出すために、私たち団体がつなぎ役となって商品開発を検討するとともに、多種多様な個人や団体と連携協働することで、竹林の継続的な整備と新たな担い手の確保を目指します。
- 竹ベンチの制作寄贈(他団体連携)
- 竹あかりの製作展示(子どもや障害者連携)
- 竹ワークショップ出展(催しもの)
- 体験イベントの開催(竹林整備体験、竹クラフト体験)
Past Activities



1.竹林整備体験の開催
- 市内外の一般の方を対象に、竹林整備の方法について実践するとともに、竹ランタンづくりや竹飯ごう炊飯等を体験して、竹林に触れ楽しむ機会を創出しました。
- 令和6年12月から1月にかけて一般募集したところ、6グループ延べ46人が参加した。
2.子ども食堂で竹資源を活用した食事の提供
- 当団体が運営する子ども食堂において、竹資源が食につながることを知ってもらうために、流しそうめんや竹飯ごう炊飯等で調理し、参加者に提供し交流を図りました。
- 令和6年8月と12月の2回実施したところ、延べ約150人が参加した。
3. 竹あかりの展示と竹ワークショップの出展
- 令和5年から石倉竹炭クラブと協働し、竹あかりを製作展示しました。また、展示会場や各種イベントで竹ランタンワークショップも開催し、竹あかりの認知と普及促進を図り、竹ランタン製作体験者は延べ120人となりました。
Achievements



1.放置竹林の抑制と再整備
- 放置竹林を1か所借り受けし、整備することができました。そして、竹林整備体験では、姫路市外からも多く参加していただき、収穫体験にリピートしてくれる関係人口の創出につながっています。また、障害者福祉事業所からの参加者が多かったことから、今後の事業の新たな方向性として分析できました。
2.竹あかりの認知
- 姫路市での竹あかり展示は珍しく、会場では多くの方が写真やSNS等で広報していただけました。また、ワークショップでは、子どもの参加だけでなく、外国人にも好評であり、今後、観光地での開催を検討する足掛かりとなりました。
3.関係人口の創出
- 本団体の活動が、姫路市主催のグローバル人材育成事業と協働することとなり、市内の高校生が竹林整備等を体験し、市民等に実情が認知されたことは、大きな成果を果たせたと感じています。
Necessary expenses of the business



1.竹ベンチの製作寄贈:65,000円
- 物品購入費(丸のこ、ホールソー等)50,000円
- 錆止め塗装費(5,000円/台)5,000円
- 実費弁償(10,000円/回)10,000円
2.竹あかりの製作展示:425,000円
- 物品購入費(インパクト、LED、ドリル等)150,000円
- 設置費(架台、配線、ポータブル電源)200,000円
- 運搬費(5,000円/回×5回)25,000円
- 人件費(10,000円/回×5回)50,000円
3.竹ワークショップの出展:158,000円
- 出展ブース設営費(テント、机、椅子等)100,000円
- 物品購入費(LED、装飾品等)30,000円
- 交通費(1,000円/回×7回)7,000円
- 出展料(3,000円/回×7回)21,000円
4.体験イベントの開催:60,000円
- 子ども食堂開催費(25,000円/回×2回)50,000円
- 実費弁償(5,000円/回×2回)10,000円
事業費合計:708,000円