Issues we are working on
「私なんか生まれてこなきゃ良かったんでしょ?」
相談を受けていた18歳の女性の口から出た言葉です。
私たちは生まれる時代も場所も選ぶことができません。
複雑な家庭に生まれ育つ子もいます。
学校でいじめられ、生きる意味を見失う子もいます。
否定され続けることで、人は心を閉ざしてしまうのです。
そんなときに必要なのが、
安心して自分をさらけ出せる居場所や人とのつながり。
私たちはそのつながりをつくっています。
2022年、全国で2万1584人が自死をしています。
そのうち小学生は15人、中学生118人、高校生308人。
これだけの子ども達が生まれてから20年も経たないうちに、人生を諦めるしかない状況に追い込まれています。
不登校の子ども達は、2022年度には全国で24万人を越え、小学生の100人に1人、中学生の24人に1人が学び(学校)とのつながりを断たれています。
私たちは
フリースクールやホームスクールで
不登校で孤立する子ども達に居場所を提供し
無料LINE相談窓口で
子どものことを支えようと精一杯努力する
お母さんお父さんのサポートをします。
Why we are tackling this issue
私の弟が学校のことで悩み
心の中でひとり涙を流していました。
数年ぶりの弟の涙を見た時
家族としてもっとできたことが
あったのではないかと
私は自分を責めました。
昔、身近にいた大切な人が
家族のことをきっかけにうつ病を発症し
過呼吸と「消えたい」が止まらなくなりました。
親友が人間関係で苦しい思いをし
自殺未遂をしました。
私たちの身の回りには
生きることの障壁が数多くあります。
生きていればどこかで
「つらい…どうしよう」
と思うこととは必ず出会います。
見えないその壁は
なんの前触れもなく
私や私の大切な人に
襲いかかってきます。
そんな時、
身近にいる私には何ができるのか。
そんなところから
私たちの取組みは始まりました。
How donations are used
不登校の状態にある子どもたちには
「学校に行きたいけど行けない子」や
「行きたくなくて行かない子」など様々です。
背景には100人100通りの理由があります。
イジメや友人関係
先生の不適切な指導
学校の厳しいルールに辛さを感じたり
発達特性があっても理解されなかったり。
家で何か困りごとを抱えていても
誰にも頼れずにいる子もいます。
私たちはそんな子ども達のために
学校とは別の空間をつくっています。
そこは安心できる居場所であり
学び、人とつながることのできる場です。
それがフリースクールです。
このフリースクールの運営に
1月、約40万円ほどかかります。
もちろん子ども達は
お金を支払うことはできないので
ご家族に負担をお願いしています。
しかしご家庭も
経済的に余裕のあるわけではありません。
全国的に見れば行政から支援の入る
フリースクールもあるのですが
栃木県はまだそうした動きはありません。
行政の補助金を頼らずに
運営することになるのですが
費用がかかるということは
つまりそれは家計に余裕がないと
利用ができなくなるということです。
月謝も最低限に抑えていますし
生活保護家庭(準保護含む)から
ご相談をいただいた際には
減免措置も行っています。
(3割負担もしくは完全無料)
不足分はもちろん法人で負担します。
家庭の経済状況によって
学びや人とつながる機会に
格差が生まれてしまう。
そんな状況は作りたくありません。
それをなんとか打破するために
みなさんのご支援を必要としています。
子ども達に新しい経験をさせてあげるためには
それなりの資金が必要になります。
共感していただけたあなたに
是非仲間になっていただきたいです。
あなたのその気持ちで、子ども達は
今日を安心して過ごすことができます。
安心できる居場所
何かあれば逃げてこられる居場所があることで
子ども達は新しい場に、新しいことに
チャレンジすることができます。
日本の未来に自死をなくし
一人ひとりが自分の好きを見つけ
生き生きとした目をもって
生き続ける社会にするために
一緒に今の子ども達の「生きる」を支えませんか。