Issues we are working on
骨髄バンクのドナー募集の呼掛けをしていると「いままでどこで登録すればいいかわからなかった。」「骨髄バンク、ドナーなど言葉は聞いたことはあるけど…よくわからない」「怖そう/痛そう」という素直な感想がある一方、「脊髄損傷→半身不随になる」「他人のために危険を冒したくない」など偏見や誤った認識を持つ人が少なからずいます。
ドナー登録の機会を増やすことに加え、このような誤解を解くことや正しい情報を伝えていくことでドナー登録を促進することが重要課題ととらえています。
Why we are tackling this issue
ドナー登録の最近の状況を見ると、水泳の池江選手が白血病を発症し、造血幹細胞移植を経て素晴らしい回復を見せたことは記憶に新しいことですが、彼女のためドナー登録が必要という熱気が冷め、さらにコロナ禍の影響もあり、一時的に急増したドナー登録者数は減少の一途をたどり、大阪を除く全国の多くの都道府県では新規ドナー登録を取り消しが上回ることもしばしば起きています。
彼女のような「依り代」の存在が人々の行動のきっかけになることは間違いありませんが、重要なことは「依り代」に頼らなくても行動に結びつけることであり、それは社会の成熟度を計るバロメータになると思います
私たちの取り組んでいる骨髄バンクドナー登録推進には「依り代」に頼らなくても皆が助け合える社会に向け一歩ずつ前進することが必要であると考え、継続的な登録会の実施と正しい情報をつたえることを柱としてとらえています。
How donations are used
下記の事業費として活用します。
・「献血併行型ドナー登録会」の会場運営
・医療講演会
・会報の発行やホームページでの発信などの啓発費