Purpose
自宅に引きこもりがちな認知症の高齢者や介護に悩む家族に社会参加をする場として、月1回(第1火曜日)にいぬかふぇまいらで「認知症カフェ”オレンジまいら”」を開催しています。認知症やご家族の方にも、自然豊かで非日常感を味わえるカフェで月1回でもゆっくりお食事を楽しんでいただきたいとの想いから始まりました。もちろん、セラピードッグたちともふれあっていただけます。
認知症カフェは「認知症の人と家族だけでなく、地域住民や専門職員等の誰もが参加でき、集う場」です。障害をお持ちの方や活動に興味のある方も誰でもご参加いただけます。普段のカフェ営業では、ふれあい料をいただいておりますが、オレンジまいらでは¥1000ー(税込)で和食ランチ、飲みのも、デザートを召し上がっていただけます。犬の入場は、その個体が認知症の方や、ご家族に対してフレンドリーに接する事ができるかが不安なため、現在はご遠慮いただいております。(とちぎアニマルセラピー協会認定のセラピードッグと、セラピードッグ訓練中の犬は一部入場を許可しています。)
Past Activities
月1回のオレンジまいらでは、認知症の方、ご家族の方や、介護施設の利用者の方々と職員の方などにご利用いただいております。
柔らかく調理し、彩も考えられた和食ランチプレートに、食が進むのか、お食事を完食される方が多いです。
看板犬のセラピードッグたちを撫でたり、声をかけたりと、みなさん自然に笑顔になっています。
毎回ではありませんが、手芸、アロママッサージのボランティアが入る回もあり、ご参加いただいた皆様にご好評をいただいております。
手を動かし、五感を働かせる手芸は、楽しんで身体能力を高める効果もあり、作品を完成させることで自信や満足感も得られているようです。デイサービスセンターの職員と訪れた高齢者の方は、自分の作った作品を大切そうに抱えて帰られました。
アロママッサージが気持ちが良かった、またマッサージして欲しいと人気です。
お店の定休日を間違えて来られたお客様もお食事をしていかれることもあり、若者と認知症の方との交流も生まれています。
Achievements
認知症の家族とご参加された方から、「認知症の家族が、お店のセラピードッグのトイプードルを抱いて、いつになくご機嫌でした」と感想をいただいています。
柔らかく調理し、彩も考えられた和食ランチプレートに、認知症の方も普段よりも食が進むようです。
セラピードッグに触れようと手を伸ばしたり、抱っこをしたりすることで知らず知らずの間に体を動かす効果もあります。
オレンジまいらの日に通常営業日と間違えて来られるお客様もいらっしゃって、認知症や、高齢者と若者との交流も生まれています。
「オレンジまいら」のボランティアは、セラピードッグハンドラーや、ハンドラーを目指すボランティアの方も多く、ドッグセラピー時の意見交換などの場にもなっています。
Necessary expenses of the business
・和食ランチプレートの食材費
・セラピードッグの飼育費、薬代、ワクチン代など
・カフェ運営のための光熱費など