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inVIsible to Visible 見えないものを可視化する

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Issues we are working on

inVisible(インビジブル)は、福島・浜通りを拠点に、原発事故以降の社会の中で「見えにくくなっているもの」に向き合うアートプロジェクトを継続的に行っています。震災や原発事故については、これまで多くの情報や言説が流通してきましたが、その多くは数値化できる被害や制度的な復興に焦点が当てられてきました。一方で、そこで暮らす人々の感情の揺れ、時間の感覚、記憶の変化、外部から向けられる視線とのズレといった、言葉にしにくい経験は、十分に共有されてきたとは言えません。


私たちの課題意識は、そうした「記録されにくい現実」や「単純化されがちな地域の姿」を、アートとリサーチ、対話の力によって可視化し、社会と共有することにあります。問題を一つの答えに収束させるのではなく、複雑さを複雑なまま受け止めるための表現と場をつくること。それがinVisibleの取り組む中心的な課題です。

Why we are tackling this issue

時間の経過とともに、福島をめぐる語りは「復興した/していない」「安全/危険」といった二項対立に回収されやすくなっています。しかし、現地の実情はそのどちらにも単純には当てはまりません。

私たちは、歩くこと、つくること、語り合うことといった、身体的で時間のかかるプロセスを重視しています。地域に何度も足を運び、人と出会い、風景や変化に向き合いながら制作を行うことでしか立ち上がらない視点があると考えているからです。

アートは即効性のある解決策ではありません。しかし、社会が見落としがちな問いを問いとして差し出し、考え続ける余白をつくる力があります。inVisibleは、福島という場所を起点にしながら、分断や風化が進む現代社会において、想像力と対話を回復する実践としてこの課題に取り組んでいます。

How support is used

皆さまからのご支援は、inVisibleの活動を継続し、質を高めていくための重要な基盤となります。主に以下の用途に大切に活用させていただきます。

  • アーティストのリサーチ・制作支援
  • 浜通りでの滞在制作、フィールドリサーチ、作品制作にかかる費用
  • 展覧会・ワークショップの実施費
  • 会場費、設営費、運営に関わる人件費など、地域に根ざした小規模プロジェクトの実施
  • 記録・発信・アーカイブ
  • 活動の記録、文章や映像による発信、県内外での共有のための制作費
  • 対話と学びの場づくり
  • トークイベントや講演、次世代に向けた学びの機会の企画運営

ご支援は単なる資金提供ではなく、長期的な実践に伴走していただく参加のかたちだと考えています。ともに考え、ともに未来をつくる仲間として、inVisibleの活動を支えていただけましたら幸いです。

〒1040061

東京都中央区銀座一丁目22番11号銀座大竹ビジデンス2階

https://invisible.tokyo/

Representative:山本曉甫

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