Issues we are working on
中心となる支援
★子育て支援……子どもの居場所・体験・エンパワメント
★就労支援……ひとり親就労・レンタルスーツ・運営体験
★生活支援……包括的・継続的な個別支援とつなぎ支援
★地域連携
★行政・民間連携事業…シンポジウム・養成講座開催
★居場所づくり…被災者・生活困難者支援
Why we are tackling this issue
2011年3月11日 東日本大震災はこれまでの社会のあり方を根底から再構築する必要があることを、明らかにしました。また家族のカタチが一瞬にして変わるということも私たちに突き付けました。
震災は多くの課題をあぶり出しましたが、特にもワースト1の日本のひとり親世帯とその子どもの貧困率の高さは、日本社会の課題や矛盾が凝縮されていることを表していて、差別や偏見は、ひとり親家族の喪失感や孤立感を増幅させ、新しい生活へと踏み出す一歩を阻みます。被災はさらにその状況を深刻化させました。
しかし震災前から、そして復興に向かう今も社会の中で孤立しがちなひとり親とその子どもたちが、周囲のさまざまな支援やつながりの中で、明るく元気に大きく変わっていく姿を私たちは見てきました。
その人に寄り添い、人生を応援する支援や、支えあう地域があれば人はいつでも、自分の人生を自分で切り開ける力に気づき、またその力を取り戻すことができます。
孤立や多くの課題、困窮(経済・時間・つながり)が子どもや、お母さん、お父さん、すべての人や地域の力を奪っているのです ひとり親家族が安心して生活でき、将来に希望がもてるかどうか。それが、誰にとっても暮らしやすい社会の目安です。だからこそ、ひとり親家族とともに歩むことは私たちみんなの暮らしを考えることなのです。
ひとり親家族の抱える課題は特定の人たちの問題ではありません、すべての人の「生きる」につながっています。
ひとり親の尊厳を守り、すべての子どもたちが希望を持って育ち成長していけるよう、寄り添い、耳を傾け、取りこぼさず、つながりや生きがいを回復することで、すべての人が社会の一員として包摂されるよう「社会的包摂」(Social Inclusion=ソーシャル・インクルージョン)の理念を団体名に取り入れました。
How donations are used
今後こども食堂などの自主事業の継続と拡充のために使わせていただきます。