Issues we are working on
imIの活動は、フェミニズムに対する緊張感を解放し、様々な視点を俯瞰して「じゃあ、自分はどう考えるか」と考え続ける仲間を見つけていくことです。
フェミニズムは、その言葉の奥深さを知られぬまま、その言葉の響きだけで「女性だけを支持し、男性を攻撃するもの」として捉えられ、偏ったもの、過激なものとして非難されることがあります。
しかし、私たちはフェミニズムを「誰も取り残されない社会を目指す考え方」と捉えています。そしてそれを表現し、誰かと視点を共有し議論する機会を設けています。
自分と異質な何かを受け止める、心の余裕と優しさを
フェミニズムの中に見出そうとしているのがわたしたちimIです。
Why we are tackling this issue
今日の社会にはフェミニズムに対する様々な解釈や考え方があります。フェミニズムのあり方は時代とともに変わり、その様々な捉え方は、私たちそれぞれにとっての意義と価値があります。
フェミニズムという言葉が生まれたとき、それが示すのは「女性解放思想」であったし、その運動が焦点を当ててきたのは男女二元論のなかでの「女性」でした。そして現在も勇敢に女性蔑視や偏見などと戦うフェミニストが活躍しています。
そんな中で私たちimIは「全ての人」が差別や偏見から解放され尊重される社会を目指したい、と考えます。
ここではじめに強調したいのは、私たちは「女性」への構造的な差別や偏見を終わったものとしているわけではないということです。それが未だ過去のものでないことは間違いない事実です。
私たちが目指すのは「女性か男性かそれ以外か」、「誰をどんな風に好きになるか(、ならないか)」、「どのように自分を表現するか」などの属性の区別による差別や偏見のない社会です。
考え方の違いを認め、自分にとって聞き心地の良くない意見にも、1つの意見として尊敬の気持ちをもって接することは、議論の前提であるし、多様性に向き合う姿勢のはじまりではないでしょうか。
運営、ゲスト、参加者の全員が床に円になってあぐらをかいて話しているような、お互いの考えを認め合うフラットな空間を共有していきます。
詳細はHPをご覧ください。
How donations are used
活動の場でもあるZOOMやホームページ、各種SNSの維持。イベントなどで発生する経費等、より良い団体として社会に還元していけるよう活用させていただきます。