Issues we are working on



人口減少に伴い空き家や空き地は増加の一途を辿っています。「住む」から「使う」へ。必要とされなくなった空き家・空き地を地域の負債と捉えるのではなく、利活用の方法によっては地域を活性化するポテンシャルがあるという視点で取り組みを行なっています。また、空き家を利活用した一時避難施設の整備も進めています。また、非営利活動に対する理解を促進すべく講師を招いた座談会を実施。協働に関する支援を行っています。
R5年度は、空き家やご自身での管理が難しくなった場合に備えた、定期巡回サービス「アキヤマモリ」や、空き家所有者の想いを発信する情報サイト「偏愛不動産」をローンチ。空き家所有者さんで利活用を望む方の多くは、「はじめての大家さん」になるケースがほとんどなので、「こんな人に使って欲しい」「こんな使い方をしてほしい」といった情報を発信しています。
本年度は、官民連携甲府まちなかエリアプラットフォームに参画し、「空き家対策は、未来のまちをつくること」だと感じ、まちづくり視点での空き家対策ゲームの開発に取り組んでいます。
Why we are tackling this issue



国土交通省「平成29年空き地等に関する所有者アンケート」によると、空き家や空き地の所有者のうち80%以上が「広く一般に情報提供したくない・一切情報提供したくない」と回答しています。他方、75%ほどの物件所有者が売買や賃貸に対する意識があると回答しています。これは多くの物件所有者が自己の情報や事情や状況を公開したくないという背景が窺えます。これは既存の不動産取引の方法だけでは、空き家や空き地の問題が解決しないことを示しています。また、長い時間をかけてまちが変化していくので、当事者となるまで自分事と感じることが分野でもあります。そのためR6年度は、ゲーミフィケーションという手段を用いた普及啓発の開発を行っています。
How donations are used



頂戴した寄付金は、開発中の空き家対策ゲーム制作、一時避難施設の運営費、ものづくり体験を通した学びの格差への取組み、さかさま不動産運営費、DIYワークショップ開催非、また非営利活動についての理解促進に資する事業に充てたいと考えています。