Issues we are working on
活動のフィールド
私たちの活動フィールドは、①かつて田んぼであった「都沢湿地」 ②自然休養林で広葉樹の豊かな「高館山」 ③ラムサール条約登録湿地「大山上池・下池」 です。
私たちは、都沢湿地・高館山・大山上池・下池やその周辺一体をフィールドとして、自然との一体感を享受できるよう、山形県庄内地域全域をとらえた、広域的な自然学習の推進を目標として活動しています。
2つの課題
活動の中心である都沢湿地では、近年、乾燥が進み、大型の草であるヨシやマコモ(イネ科の多年草)が繁茂することで、陸地化が起こり、湿地性の動植物の生息・生育環境が失われています。
またウシガエルやアメリカザリガニが多く生息している都沢湿地では、これら外来生物による捕食や影響による、元からいた動植物への悪影響が確認されています。
私たちは、外来動植物の駆除や、人の手で積極的に湿地内の草刈りを行うことで、多様な生物が賑わう地を守る保全活動を行っています。
Why we are tackling this issue
多様な世代が、多様な目的で「楽しく」活動に参画する機会を創出することで、身近な湿地環境の重要性を認識していただきたいと考えています。
そのため、刈り取ったマコモを粉末化し料理を開発したり、納豆づくりやリースづくりなど、湿地資源としての活用を行っています。
How donations are used
いただいた寄付は、「まもる」「まなぶ」「つかう」の3つの視点から、以下のような活動に活用させていただきます。
- 都沢湿地の保全・再生のための環境整備
- 多様な生物が生きる湿地環境のため、外来生物を駆除
- 環境学習・環境教育に係る事業や、普及啓発物の開発
具体的な活用事例(2019~2020)
- 駆除した外来生物(ウシガエル・アメリカザリガニ)を食に活用するための保管用冷凍庫購入
- アメリカザリガニの食活用を検討する粉末「ざりっ粉」製作費
- 協議会及び拠点施設での活動報告書「ほとりあ」の増刷費 など
その他、本協議会の拠点施設である「鶴岡市自然学習交流館 ほとりあ」を中心とした活動に活用させていただきます。
※3,000円以上ご寄附をいただいた方へは、活動報告書「ほとりあ」を謹呈させていただきます。