Issues we are working on
エイズ問題の啓発
①市民に開かれたフォーラムによって、エイズが抱える問題を社会に浸透させる。
②エイズ問題について、人間として必要な文化の領域からのアプローチを試みる。
③特に若い世代へ、エイズに関する有益となる情報を提供する。
④学校教育について考える機会とし、特に性教育に関してオープンになることを期待する。
多様性を理解する
①性と文化、性教育、性のあり方等を考える機会とする。
②異なった意見や考え方を大切にする。
ともに生きる
①エイズは日本超え地球規模の問題であり、ともに考え問題を分かち合い、ともに生きる世界の実現に努める。
②HIVの陽性者の支援・交流の機会とする。
③人間のうちにある差別や偏見をなくし、人権を大切にするよう努める。
それらに関連して、性の多様性の理解、薬物からの回復、コミュニケーションについてなど
Why we are tackling this issue
1994年、アジアで初めての国際エイズ会議である「第10回国際エイズ会議」が横浜で開催されましたが、国際会議に並行して草の根市民版エイズフォーラムが立ち上げられました。以降、市民の手ですべての人に開かれた場として「AIDS文化フォーラムin横浜」が毎年8月に開催され、全国各地でHIV/エイズに取り組む団体・個人の発表・交流の場として、また多くの市民、特に若者に向けての啓発の場として、何よりも当事者が集う場として定着しています。そして2011年よりは京都でも「AIDS文化フォーラムin京都」の開催が始まりました。年に1回10月に開催しています。エイズの問題に取り組むにあたり、日常のさまざまな領域に関わる必要があり、そのことを文化としてとらえ「AIDS文化フォーラム」と名付けています。
HIV感染症は近年医療が進歩し、服薬により免疫正常で感染性もほぼなくなり、通常の社会生活を送ることが可能になっています。しかしまだ服薬は一生涯続ける必要があります。感染予防は可能で、予防の啓発と共に、陽性者を理解し共に生きる支援が重要です。
そのためには、自己肯定感を持って他者を認め合う、多様性を認め合う寛容な社会の実現が必要になります。HIVをきっかけに性の多様性や、薬物からの回復など、さまざまな課題に取り組んでいる団体・個人が参加し、発表し、交流の場となること。なにより当事者が集う場を提供することが大きな目的となっています。
How donations are used
基本すべてボランティアのフォーラムです。
会場提供、運営委員、講師とも原則ボランティアです。全体会の講師だけに、少額のお礼をお渡ししています。
寄付金は、主に会の広報(ホームページ、チラシ・ポスター作成、報告書作成)に使用します。
また全体会はWeb配信も行っており、その配信機材や技術料が必要です。