Issues we are working on
「ひき桜」は、ひきこもり経験をしている方同士で立ち上げ運営している当事者団体です。
運営メンバー全員がひきこもりを経験しています。
神奈川県横浜市内の複数の会場で活動をしています。
現在ひきこもり状態または過去にひきこもりを経験した方が安心して参加できる居場所として「ひきこもり当事者会」を開催しています。
ひき桜の当事者会は、主催者・参加者の全員がひきこもりを経験している方の集まりとなっています。
私たちのミッションは2つあります。
一つ目は「ひきこもり当事者会」が各地で増えていくことを目指します。
ひきこもり当事者会は全国的にも少なく、当事者会を求めて遠方から参加する方もいらっしゃいます。
当事者会の良さは「似た経験をしている人だけで集まっていること」です。
共通の話題・悩み・生きづらさを共有できる、もしくは似た境遇の方と知り合い交流することができる。
そういった意味で貴重な場だと思っています。
似た経験や苦しみ・悩み・生きづらさがある方同士で集まってお話ししたり交流できる場が今後増えていくために何かお力になればと考えています。
二つ目は、私たちが大事だと思っている「ピアサポート」について理解促進および普及啓発を目指します。
ピアサポートとは「似た経験をしている人同士による支え合い」のことを指します。
当事者会はピアサポートの典型的な形ですが、似た境遇の人同士が悩みを打ち明けたり、一緒に交流することで少し気持ちが軽くなるかもしれません。
ひき桜の当事者会は交流するのもしないのも自由ですが、ちょっとした支え合いで気持ちが安らぐ人もいます。
ピアサポートについて学習会を今までやってきましたので、ピアサポートについて学んでみたいという方はぜひご参加お待ちしております。
ここ最近は地域活動に熱心な方から会場をお借りすることができたため、会場場所の選択肢が広がりました。
皆様のご厚意に感謝いたします。
★ひき桜の活動内容
①ひきこもり当事者会「ひき桜」
②少人数のひきこもり当事者会「ひき桜ミニ会」
③ひきこもり当事者経験者のみの学習会「ひきこもりピアサポートゼミナール」
④立場に関係なく参加できる学習会「みんなで学ぶピアサポート」
★共催イベント
よってこひろばin田奈
★ひき桜公式ブログ
https://hikizakura.hatenablog.com
★2016~2019年度ピアサポート学習会実施報告書をBASEで頒布中!
★ひき桜代表さんの個人HP「ひき桜ポータル」
Why we are tackling this issue
★安心して過ごせる居場所がほしい
ひきこもり状態にある方や過去にひきこもりを経験した方の中には、安心して参加できる居場所を必要としている方がいます。
私たちも居場所を必要としていて、実際に参加してみて良かったと感じています。
特に「安心して過ごせること」が大切で、今の状況を批判されない、似た状況の方同士で交流できる、周囲からのプレッシャーを受けない居場所が重要だと考えています。
ひき桜はそういった居場所にしたいという思いで当事者会などを開催しています。
★ひきこもり当事者会が全国的に少ない
現在ひきこもり状態または過去にひきこもりを経験した方同士で集うひきこもり当事者会は全国的にも少ない状況にあります。
また、ひきこもり当事者会は有志によって立ち上がっても長期的に開催することが難しく、ひきこもり当事者会自体はあまり増えていない現状にあります(ひきこもり女子会は全国各地で増えました)
ひき桜が優先して取り組む課題は「ひきこもり当事者会を長期的に開催していく」ことだと考えています。
新型コロナ禍で孤立が深まりやすい状況ですが、なるべく交流できる機会を作っていきたいと思います。
★40歳以上の方が参加できる居場所が少ない
横浜市の公的なひきこもり支援の多くは、対象年齢が39歳までとなっています。
つまり40歳以上になると利用できる支援が減り、参加できる居場所も減ってしまうという制度上の問題があります。
ひき桜では立ち上げ当初から年齢制限を一切設けず、年齢に関係なく交流できる当事者会を開催しています。
今後も私たちは年齢に関係なく参加できる居場所を開催していきたいと思います。
★ひき桜だからできる活動をしていきたい(ピアサポート普及啓発活動など)
ひき桜ではピアサポートを体系的に学ぶことのできる学習会を2016年より開催してきました。
ひきこもり関係でピアサポートに注力しているところは全国で少なくとも3団体ありますが、ひき桜ではピアサポートの基本的な考え方や姿勢などをテキスト学習と少人数演習を通して学んでいます。
ピアサポートの基礎・理論体系をきちんと学べるところがほとんどないので、ひき桜では今後もピアサポート学習会を開催していきたいと思います。
★将来的には常設の拠点を持ちたい
私たちの弱みは、常設の拠点を持っていないので公共施設などを利用して開催しているところです。
新型コロナ禍で各施設が利用できなくなり、会場での開催ができない時期が続きました。
今まで当事者会に参加していた方は居場所を失い、孤立を深めたり精神的にまいってしまう方も多くいらっしゃいました。
オンライン開催も良い取り組みですが、オンライン会に参加できない方が多くいらっしゃることもわかりました。
ひき桜では今後も対面開催を中心に行いたいと思っています。
そのために常設の拠点を得たいと考えています。
常設の拠点を得るために皆様のご寄付・お力添えをいただければ幸いです。
How donations are used
いただいたご寄付は以下の内容に活用させていただきます。
・感染対策のための備品および衛生用品(消毒液、除菌ティッシュ、マスク、使い捨て手袋など)
・印刷費(ピアサポート学習会のテキスト印刷、当事者会やイベントの開催チラシの印刷など)
・事務用品費(コピー用紙、筆記具、模造紙、文房具など)
・オンラインイベント開催およびオンライン運営会議のためのZoom有料ライセンス料
・開催に伴う消耗品費(ティッシュ、電池、封筒、資料保護ビニール、参加者用名札など)
・開催当日の運営メンバーの往復交通費(上限あり)
・有料の公共施設の会場利用料
・郵送費(主に開催チラシの郵送)
・社会福祉協議会ボランティア保険加入料
・その他開催に伴う経費
皆様のご寄付および賛助会員入会お待ちしております!