Issues we are working on



●ふりぃすくーる日晴りの宣言●
「不登校」
という言葉をよく耳にするようになったと思います。不登校児童数が発表されたり、ニュースで取り上げられたりしているのは「不登校」という言葉が多くの人に認知され、社会問題となっているからです。
現代の学習環境の変化が望まれている中で、
・色々な体験や経験、学習を通じて多くのことを学べる場所
・年齢や性別関係なく過ごせる場所
・心から安心して、笑顔で過ごせる場所
・自分の気持ちを声に出せる場所
・「普通」という言葉に縛られることなく「自分」を大切にできる場所
・一人一人に合わせた心のケアができる場所
・自由に、楽しく、自分らしく過ごせる場所
が必要なのではないかと強く思います。
上越市には子どもたちが安心して過ごせる居場所は多くありません。不登校児童数に比べて、ケアをできる場所が少ないのが現状です。
「学校に行きたくない」という子どもにはそれぞれの理由があります。一人一人に寄り添い、子どもの声に耳を傾け、サポートしていくことが重要になるのです。また、保護者の方も孤立感や不安感を感じることが多く、「誰にも相談できない」と一人で抱えてしまうことが増えてきています。子どもたちへの支援はもちろんのこと、保護者の皆さまへのサポート体制の充実も大切だと考えています。
ふりぃすくーる日晴りは自由に、楽しく、自分らしく過ごせる居場所です。
日晴りの中だけではなく、地域とも連携し「ずっとの居場所」として機能する場所となるように活動を始めています。
Why we are tackling this issue



●ふりぃすくーる日晴りを立ち上げた理由●
「自由に過ごせる居場所を作りたい」
から私たちの活動は始まりました。
スタッフにも不登校の子どもがいるお母さんがいたり、自分が不登校の経験がある人もいます。
不登校児童数が年々増えていく中で、上越市の教育を変えていくためには、フリースクールの存在が絶対に必要で、居場所の土台を作らなければいけないと感じました。
「みんなが自由に過ごせる居場所がないのなら、自分たちで作ろう!」と決心し、ふりぃすくーる日晴りを立ち上げました。
●ふりぃすくーる日晴りはどんな場所?●
学校に行けない子、行きづらい子、行かない選択をした子。そのどれもが「間違い」ではなく、その子自身の大切な気持ちです。
私たち"日晴り"は、子どもたちが安心して過ごせる居場所をつくり、
「自分には価値がある」
「自分の未来に希望が持てる」
と思えるような時間を届けています。
ここでの学びは、テストの点数や進学だけではありません。
・自分の気持ちを大切にすること
・誰かと関わり合いながら、自分らしいペースで生きる力を育てること
・「好き」や「得意」を見つけて、自分の未来に灯りをともすこと
それこそが、私たちが大切にしている「学び」のカタチです。
ふりぃすくーる日晴りに来たら、子ども自身が今日のやることを決めます。
・毎日、勉強を頑張っているから日晴りに来て自分の好きなゲームをして過ごす
・静かに過ごして自分の世界に入る
・お話をする
・お昼ご飯のメニューを決めて自分たちで作る
など様々な過ごし方ができます。
子どもたちが過ごしている間、スタッフは自分の仕事をしたり、ハンドメイド作品を作っていたり、勉強をしていたり……
スタッフも自分たちの好きなことをして過ごしています。子どもにつきっきりで過ごすことはしません。
日晴りのスタッフは、
「何かあれば話を聞いてくれる」
「一緒に考えてくれる」
"年上のちょっと頼れる先輩”
のような存在です。スタッフがいつもつきっきりで側にいるのを窮屈に感じる子もいますし、話しかけて欲しいと思っている子もいます。その日の子どもたちの雰囲気や様子を感じ取り、どんな風に過ごしたいのかを考えます。
1人でいたいのであればそっとしておきつつ、スタッフがたまに声をかける。
他の子たちと遊んだり話したりしたいのであれば、ゲームや運動などの共通のやりたいことや好きなことを見つけ、スタッフも一緒に取り組み、他の子どもと繋がるお手伝いする。
一人一人にあった寄り添いができるように子どもたちの様子をしっかり見ています。
ふりぃすくーる日晴りは子どもや大人にとって、
自分の価値と可能性に気付くことができ、自由に過ごせる縛られない空間。
「自分がありのままの姿でいていい場所だ」
と感じることができる居場所です。
How donations are used



現在、ふりぃすくーる日晴りでは、利用料金から活動の運営費と人件費をまかなっています。
上越市ではフリースクールの運営に対する補助金や助成金がないため、活動の幅が制限されてしまいます。
「修学旅行に行きたい」
「体を動かしたい」
「資格を取りたい」
子どもたちの願いや挑戦したいことは絶対に叶えたい、という思いで工夫しながら活動を行っています。
フリースクールを利用したいけれど、経済的に難しいです......というお声もあります。
必要としている人に支援が届いていないのが現状です。
子どもたちに心から笑ってもらえるように。
1人でも多くの子どもに、生きる希望をもってもらえるように。
どうか温かいサポートをよろしくお願いいたします。
寄付金の使い道
①子どもたちの活動の幅を広げる
・自然体験や職業体験などの体験費用
・ネット環境やデジタル環境の整備費用
・修学旅行、お泊り行事での活動費用
・学習教材、書籍の購入
・イベントに係る費用
②支援の充実
・スタッフの資格取得のための費用
・交流イベントの開催費用
・相談事業の環境整備
③運営基盤の強化
・子どもたちへの食品費
・人件費の安定化
・施設維持費
・水道光熱費
・通信費
寄付金は、ふりぃすくーる日晴りが上越市の教育の場、地域の憩いの場として末永く存続するために大切に使わせていただきます。
お一人お一人の温かいご支援が、子どもやご家庭を支える心強い存在になります。
ご無理のない範囲で、ご寄付をご検討いただけましたら幸いです。