Issues we are working on
保護猫に里親を、のら猫にTNRを!
花の木シェルターでは、【保護猫譲渡】と【TNR】を「猫の殺処分ゼロ」を実現するための二本柱として取り組んでいます。
【TNR】とは、TRAP(つかまえる)、NEUTER(不妊手術する)、RELEASE(元の場所に戻す)の頭文字で、野良猫を今以上に増やさないため、捕まえて不妊手術を施し、元いた場所に返す取組のことです。
Why we are tackling this issue
猫が「のら猫」や「保護猫」になる理由は、飼い主による遺棄や多頭飼育崩壊などさまざまです。しかし、幸運にも良い里親に見いだされ里子となる猫よりも、厳しい環境に置かれたまま「のら猫」として生き、そして死んでいかなければならない猫の数のほうが、絶えず上回っています。
この現状を打破し、「のら猫」を減らすための活動がTNRであり、「のら猫」として行政機関に捕らえられた猫が殺処分されないよう、引取って里親を見つける活動が「保護猫の譲渡」です。
この二つの活動を車の両輪のように一緒に回さない限り、猫の殺処分は永遠にゼロにできない、という思いから、これら二つの課題に取り組んでいます。
How donations are used
常時保護している150匹ほどの猫たちの日々の生活、シェルターで引き取った猫の医療費、TNR活動(野良猫の不妊手術)、多くの方に猫の殺処分の現状を知っていただくための啓発活動など、円滑なシェルター運営のために使わせていただきます。
また、現在、常勤スタッフ3名で夜間休日の猫の世話をすべて行っており、限界であるため、スタッフを増員するための費用にも充てさせていただく予定です。