Issues we are working on
日本ではまだ馴染みの少ないギャップイヤーや社会人留学。デンマークでは半数以上の人が高校卒業後にそのまま進学せず、旅に出たり、働いたり、フォルケホイスコーレに通います。会社を辞めて大学に入り直す人も多くいます。
その背景には、大学までの授業料は国民の税金で賄われ(フォルケホイスコーレは授業料の一部と全寮制のため寮費がかかります)、さらに大学生は政府から返済不要の生活支援金がもらえるという手厚い社会システムがあります。
それに加え、”いろんな生き方がある”ということを、誰もが認識し、人との生き方の違い、意見の違いを受け入れる社会の器があるように感じます。
日本にも大人になっても学び続けること、そして自分と向き合うことが人生において大切であることを伝えていきたいです。
Why we are tackling this issue
デンマークでは、未来をより良くするために人は大切な資源であり、そのためにも教育が重要であると考えられています。人が基本ですから、フォルケホイスコーレでは人として生きるヒントや、様々な生き方を学べる可能性の場だと思っています。
大人になっても勉強し続ける大切さや、新しいことを勉強することの楽しさ、人と何かを一緒にやることが自分の人生を豊かにすること。そんなことをもっと多くの日本人にもフォルケホイスコーレを通じて感じてもらいたいと思っています。
How donations are used
2019年にデンマークで公開されたこの映画は、多くの日本人に影響を与えられるという期待から、
日本語字幕付きが完成致しました。フォルケホイスコーレを知らない方でも、一人の日本人がここまで人生をかけて伝えたいメッセージが心に響く作品です。
寄付金を使い、日本全国で映画の上映会+講演会を開催し、日本の若者にフォルケホイスコーレを伝え、また人生の新たな選択肢を広げていきたいです。