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ニューロダイバーシティのコンセプトの社会実装を通して、いわゆる"発達障害"などの少数派の発達特性を持つ人も含めたすべての人が自分の人生を幸せに暮らせる「生きづらさのない社会」の実現を目指しています

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自閉スペクトラム(アスペルガー症候群)・ADHDや学習障害などのいわゆる"発達障害"の傾向が強い人やギフテッドなどの、少数派の脳のタイプ(発達特性)を持つ「ニューロダイバージェント」と呼ばれる人は、よく「変わり者」扱いされることがあります。また、得てして自分の特性と環境の大きなズレを経験します。

時には、個人の側が社会に合わせることも必要かもしれません。しかし、人生においてマイノリティの側が常に “欠陥“や”誤り“とされたり、そもそも脳のタイプの多様性の存在を認識されなかったりして、“標準“に合わせることを求められ続けてしまうと、精神疾患を含む様々な問題が発生します。

自分を隠して“ふつうの人“を演じるのは時として生きづらいことであり、難しいことでもあります。また、マイノリティの特性に起因する振る舞いが“誤り“や”下位互換“だという社会的通念が怪しいような状況もあります。なぜなら、マイノリティ特性にはマイナスの面だけでなくプラスの面もある事がわかっており、加えて、単なる偏見や社会的な問題が“発達障害だから“と個人の問題にされてしまう場合もあるからです。

このような様々な問題により、アスペルガー症候群の人の自殺率は通常の9.6倍であり※1、自閉スペクトラム症の当事者の7割が著しく自身の能力以下の仕事についているか無職であるとされています※2


そして、たとえば誰もが自閉スペクトラムの傾向を持っており、その度合いの大小がグラデーションとなっていることがわかっています。※3 自閉スペクトラムの以外の傾向についても、「全く同じ脳」や「完全に平均的な脳」は存在しないため、すべての人が潜在的に脳の多様性の当事者です


このような事実からすると、「脳のタイプの多様性が尊重される社会でなければ、誰もが生きづらさを抱える可能性がある」と言えます。


そこで私達は、一人ひとりの特性が認識・尊重される社会を目指しています。そのために、当事者発の新しいコンセプトである「ニューロダイバーシティ」の社会実装によって、周りと違っても、幸せに生きていくための機会が平等にある「生きづらさのない社会」をみんなで作りあげます


参考:ニューロダイバーシティへの著名な取り組みの例

スタンフォード大学 https://med.stanford.edu/neurodiversity.html

筑波大学 https://dac.tsukuba.ac.jp/shien/disabilities/developmental_disabilities/

武田薬品工業株式会社など https://www.n-neurodiversity.jp/


※1: http://www.qlifepro.com/news/20140724/suicide-risk-in-adults-with-aspergers-syndrome.html

※2: https://jp.reuters.com/article/world-work-autismatwork-idJPKCN1SF0WD

※3・画像1: https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00112/00041/?P=3


※注:画像2で挙げられている、定型発達やADHDやASDの特性の強みはあくまでも一例であり、実際は個人差が大きいため「ASDならIT領域や専門職」というような絶対的な対応関係があるわけではありません。コミュニティ運営や発想が得意なASD当事者も、IT領域や専門職が苦手なASD当事者もいると考えられます

Why we are tackling this issue

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私が私のままでいられる環境では、生きづらさが大きく軽減されたからです

したがって、現在や未来において同じ生きづらさを感じている人に対しても、そのような選択肢を増やしたいと感じるようになりました


ニューロダイバージェントにはよくあることかもしれませんが、私は一人で読書や他の関心のあることをしたり、抽象的な議論をしたりすることが好きな子供でした。しかし周囲にそうした話題が合う人はおらず、いつも一人でいた私はいじめの的になることも度々あって、やがて精神疾患(OCD)になりました ※


そうした中、闘病しながらの大学受験を経て慶應義塾大学SFCに入学したことが、一つの転機になりました

自閉スペクトラムやADHDの特性を考慮すると、「興味があるテーマや活動に取り組んだり、同じ興味関心の人と出会ったりできるような環境」が私に適していると考えられますが、従来そのようなことは「余分なこと」と位置づけられることが多かったです。むしろ関心のない事柄も含めて広く浅く知識を身につけるための授業や受験勉強、あるいは濃密な人間関係といった特性と相性のわるい事柄が「あたりまえ」として求められる事が多かったように思えます

例えそうではない環境の話を聞くことがあっても、あくまで例外的な夢物語であるように思えました。しかしSFCにおいて、関心のあるテーマへの私の情熱(こだわりの症状)やアイデアが実際に肯定的に評価されたことで、私は衝撃を受けました。「マイノリティーであっても、その特性に合った環境であれば、そうではない人と同じようにキャリアや幸せを追求することが可能」であり、「それぞれの多様な特性の強みを引き出して活かすことが、社会の繁栄にとっても重要」だというニューロダイバーシティのコンセプトや可能性に、強い実感を伴った瞬間でした。SFCのように多様性の尊重が組織の力にもなる環境が増えていけば、マイノリティーの地位・境遇の改善が図れる上に、社会にとっても良いインパクトをもたらすと考えられます。それはマイノリティーの側にとっての自信にもなるかもしれません


このように、ニューロダイバージェントや支援者・その周囲の人などが様々な生きづらさを体感する中で、それぞれの理由で「ニューロダイバーシティ」のコンセプトに関心を持ったり共感したりしました。そして、当時は海外での取り組みが中心だった「ニューロダイバーシティ」というコンセプトを日本でも広め、社会実装することで「生きづらさのない社会」を作るために、私達は活動しています


※ 興味があるテーマへの私への情熱やその成果を肯定的に捉えて応援してくれた友人や先生方もいました

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頂いた寄付は、私たちのプロジェクトを可能にすることで、ニューロダイバーシティのコンセプトを実現し、「生きづらさのない社会」を目指すために直接使用されます


具体的には、

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https://dioden.org

Representative:市田悠貴

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