Issues we are working on



教育が問い直されるいま 広がる「地域みらい留学」
変化が激しく先行きが見えにくい時代に対応した教育の必要性が求められるなか、子どもたちを取り巻く環境も変化し、いじめや不登校、教育格差など、多岐にわたる課題が指摘されています。このような状況下で、新しい学びのかたちの1つとして、偏差値に捉われず、"やりたいこと""自分らしさ"を見つけるため、地方への公立高校へ進学する「地域みらい留学」が広がっています。
「地域みらい留学」の進学先は、農業や漁業、自然、文化、街づくりなど、様々な地域特性を持った、169校(2025年4月時点)の日本各地の魅力的な公立高校。子どもたちは、教育のアップデートに取り組む、地域に開かれた特色のある学校で、それぞれに「生きる力」を育んでいます。
地域みらい留学の特長
地域みらい留学の特長として、主に以下の6つが挙げられます。
- 全国から興味関心にあう進学先を選べる
- 地域ならではの自然・文化に溢れた環境
- ひとりひとりが主役になれる少人数教育
- 新たな友達や世代を超えた仲間との出会い
- 地域に飛び込むことでの想像を超えた変化や成長
- 地域が見守る環境での自律した生活
これまでに4,000名以上の生徒が全国の高校へ
2019年度から2025年度まで、累計4,000名以上の生徒が都道府県の枠を越えて地域の魅力的な高校に進学しています。
Why we are tackling this issue



地域みらい留学にかかる概算費用は3年間で200万程度-経済的理由で留学を諦めさせない-
地域みらい留学で進学した生徒は、親元を離れ寮や下宿で3年間を過ごします。住まいや食事、留学先への旅費等、生活費として3年間で200万程度が必要です。海外留学や一部の私立高校と比べ、コストは抑えられるとはいえ、平均的な世帯年収では送り出すことが厳しい場合が多いことも事実です。
これまでにはなかった、偏差値以外のものさしで公立高校を選ぶ、教育のアップデートに先進的に取り組んでいる地域の学校で学ぶという選択肢を後押ししたい、この新しい進学のかたちをもっと多くの子どもたちの当たり前として届けたいとの思いから、3年間で100万円を給付する奨学金制度を立ち上げます。
How donations are used
寄付金は地域みらい留学奨学金の原資とし、一部は奨学金制度や奨学生募集の費用として使用いたします。
地域みらい留学奨学金の概要(2026年度)
(1) 金額
3年間100万円(1年:40万円、2年・3年:各30万円)
(2)支給方法
給付型
(2) 期間
2026年4月~2029年3月の3年間
(3) 募集人数
30名程度
地域みらい留学奨学金制度に係る費用
・奨学生募集に係る費用
事務局人件費、チラシ・ホームページ等の広告宣伝費、奨学生管理のシステム利用料
寄付募集に係る費用
・寄付募集に係る費用
事務局人件費、チラシ・ホームぺージ等の広告宣伝費、寄付管理およびメールシステム利用料、決済手数料、活動報告書等の郵送費用、郵送に係る資材費用