Issues we are working on


■地域の居場所の少なさ
子どもたちが将来自立した生活を営むためには、他者とコミュニケーションを取りながら、円滑な人間関係を築いていくことが必要です。しかし、現在は、核家族化や地域コミュニティの衰退等の影響もあり、地域の中で子どもが育ち、多様な人間関係と交流する機会が減少しています。教科学習以外にも、スポーツや野外活動、文化活動等を行う学校外教育機関がその要素を補完していますが、家庭の状況によってはその機会を均等に得られるとは限りません。そのため、地域の誰もが気軽に来ることのできる居場所として、「こども食堂」の取り組みをおこなっています。
■子どもの貧困問題
現在、7人に1人の子どもが経済的に苦しい状態にあると言われています。厳しい状態におかれている子どもたちの中には、満足に学習の機会が保証されていない場合や孤食・欠食状態の子どもたちも数多くいます。私たちは、温かな食事を切り口として、子どもたちへの居場所の提供や様々な社会資源とのつながりづくりを目指しています。
Why we are tackling this issue


わたしたちNPO法人ブレーンヒューマニティーは、すべての子どもたちが外的な要因に関わらず、同じスタート地点に立つことのお手伝いをしたいと考えています。
また、わたしたちは、阪神・淡路大震災を契機に大学生が主体となり運営を始めた団体で、現在も大学生が地域の子どもたちに対して様々なプログラムを運営しています。
その中で、経済的に厳しい状態の子どもたちに対しての支援を続けており、2015年12月より「にしのみやこども食堂」の運営を始めました。
年齢の近い大学生のお兄さん、お姉さんが子どもたちと関わることで、親でも先生でもない関係を築き、子どもたちの気持ちに寄り添いながら活動を続けています。
■にしのみやこども食堂概要
営業日:毎週月曜日
営業時間:17:00~20:00(L.O 19:30)
場所:西宮市野間町1-10 メゾン門戸101
対象:6~18歳(未就学児・大学生を除く)
価格:週替わりメニューで定価100円(限定15食)
スタッフ:大学生等5名程度
How donations are used


いただいたご寄付は、すべて子どもたちの食費や居場所の賃貸料、スタッフの衛生管理費や活動に必要な備品購入費として活用させていただきます。