Issues we are working on
私たちが取り組んでいる課題はこどもの自己効力感や自己尊重感を奪わず、一人ひとりが自分らしく伸びやかに育つことができる「こども時代」を尊重する価値観を、島之内地域で育むことです。貧困をはじめとするこどもを取り巻く状況を課題越しに認識し、適応指導のような支援を行うのではなく、こども自身が選択し、自己決定できる場を作る事が島之内にはありません。
そのためにこどもが、学び、遊び、休息などの様々な権利の「客体」ではなく、「主体」であることを忘れず活動することを大切にしています。
Why we are tackling this issue
「できることが普通で当たり前」の社会ではこどもたちは課題越しに認識される事が多いです。学力や高校受験といった「将来」の備えは確かに大切です。ですが、こどもたちは「現在」を生きるているということを忘れてはいけません。
障害の有無、心身の状況や国籍の違いに関わらず、地域の中でこどもたちが遊び・学び・食事・休息をしながら他者から評価されることなく「ありのまま」でいることを奪われないインクルーシブな空間が必要です。
当会はそれらの実現に取り組みながら、 当事者が活動における主体であることを忘れず、「与える」のではなく「奪わない」を理念に当事者主体の活動を展開します。
How support is used
私たちは声をあげたこどもたちと共に、お金も場所もない状態で活動を始めました。
今でも固定の活動拠点はなく、地域内で様々な方から場所をお借りして活動をしています。
また、私たちはこどもと活動内容を決めています。
自由な活動であるために自己資金と僅かな助成を中心に活動しています。
あたたかいご支援のほど、よろしくおねがいします。