Issues we are working on
子ども達に、学校以外の学びの選択肢を。
毎年増え続ける不登校の子ども達。フリースクール等がほとんどない地域では、多くの子ども達が行き場を失っています。
不登校の人数は全国で16万人以上と言われていますが、その基準は年間30日以上登校していない児童生徒とされています。
無理をしながら保健室や別室登校をしている子ども達はこの数に含まれていません。
他にも、辛い思いを抱えながら登校を続けている子ども達も多くいます。
様々な理由から学校に行かない選択をしても、認められ受け入れられる環境を整えていくことが求められています。
南大阪にはフリースクールが僅かしかありません。
どの子も、安心して自分らしくいられる環境で教育を受ける権利を。
人口比率の統計では、小中学生を合わせると1.35%の割合(平成28年度)で不登校の子どもがいるとされています。
南大阪にはフリースクールがほとんどなく、当スクールがある南河内郡と、隣接する河内長野市には他にありません。
正確な数字は不明ですが、統計上の割合で見ますとこのエリアだけで約145名の不登校の子どもがいることになります。
また、当スクールは最寄り駅の近鉄線「富田林駅」からバスで通学できる他、南海線・近鉄線の河内長野駅に送迎もしています。
南河内エリアだけでなく、堺市・富田林市・狭山市・和泉市など近隣他市からも通学ができます。
フリースクールがあっても経済的な理由などで通学が困難なケースもあります。
民間のフリースクールの場合、公的資金が投入されないため、学費が公教育に比べて5倍以上かかってしまいます。
ご家庭の状況等により、民間のフリースクールに通うという選択肢を選べない子ども達がいます。
1人で家で過ごしていたり、年齢によっては保護者が仕事を辞めて対応せざるをえないご家庭も多いのが現状です。
Why we are tackling this issue
デモクラティックスクールASOVIVA!の教育理念
「子ども達は自ずから学び育つことができる」
子ども達は自分の教育に責任を持ち、自分のタイミングで自分に必要なことを学んでいると信頼されています。
主な特徴
・自分の好きなことを学ぶ
・カリキュラム・テスト・宿題・成績表がない
・子どもも大人も対等で、1人1人が尊重されている
・子ども達が主体的に自分たちのスクールを運営
・4歳~18歳までが対象で、学年分け・クラス分けなし
学びや成長のイメージ
自分を知る
求められた答えや考えではなく、自分の素直な気持ちや考えを出し合える場です。
自分を隠さず、自分と向き合って過ごす「自分を生きる学校」です。
問題が生じたら話し合い、みんなが安心して過ごせるよう自分たちで考え工夫していきます。
自由と責任を学ぶ
誰かに何かを強制されることはなく、自分のことを自分で決めて行動します。
そしてその結果も自分で引き受けます。
どんな結果も人のせいにせず、自分の選択と行動の結果であると引き受けることを繰り返し体験することで、自由について学んでいきます。
他者の尊重
自分の自由と他者の自由がぶつかることもあります。
思いを伝え合いながらその衝突の調整をすることを、日々の活動の中で学んでいきます。
自分のことも、相手のことも、その場のみんなのことも大切にできる人へと成長していきます。
自己教育の力
人から強制されず、抑圧されず、自分にとって必要なことに取り組む時、人は驚くべき集中力や吸収力を発揮します。
自分の時間をどう使うかを自分の自由と責任において学んでいくことは、自分の人生を自分の責任で組み立てて生きていくということでもあります。
コミュニティの運営
民主的に治められているコミュニティの中で、1人1人の違った個性が大切にされることを経験していきます。
また、自分が属するコミュニティに自分も貢献しているという体験を重ねることで、自分の内側にあるさまざまな力に気づいていきます。
目指す自立
上記のことを通して、一般的には両立することが難しいと言われている、「個人の自由・自己実現」と「協調性・社会性」が、対立することなく調和している人。デモクラティックスクールでは、そんな自立した人へと育っていきます。
How donations are used
認定NPO法人を目指しています
認定されると寄付控除が受けられるようになり、寄付を受けやすくなります。
寄付金が多く集まると、学費を抑えたり、より充実した学びの環境を整えることができます。
年間100名以上から3000円以上
認定NPO法人になるためには、上記の要件を満たさなければいけません。
多くの人から応援されていると認められる必要があるからです。
1年目は105名の方に賛助会員になって頂くことができました。
2年目も更に多くの方からの応援をお願いいたします。
(認定申請予定2021年4月)
安定した継続運営
民間運営のフリースクールは公的な補助金が受けられません。
子ども達は成長段階などによって状況は変化していきます。
子どもの数に関係なく、ASOVIVA!を必要としている子が1人でもいる限り、
継続した運営ができる体制を維持したいと願っています。
また、広く多くの方からご寄付がたくさん集まることで、
1人1人の経済的な負担を軽くすることができます。
子ども達が自分らしく居られる学び場を、ぜひ一緒に創ってください。
右下の「支援する」ボタンより、ぜひご支援をお願いいたします。
◎↓クレジットカード以外のご入金方法のご案内↓
・ゆうちょ口座へのご入金をご希望の方
下記フォームよりお申込みの上、ご入金をお願いいたします。
https://forms.gle/n3vU6koT49gnzQE2A
・ゆうちょ銀行
記号番号 00910-4-211906
・他銀行より
○九九(ゼロキュウキュウ)支店 当座 211906
口座名義 トクヒ)アソビバ
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法人共同代表理事よりメッセージ
長村知愛(16歳)
ここまで読んでくださりありがとうございます。
私自身、小学校5年生からは学校に行かない選択をし、ホームスクーリングで過ごしてきました。
フリースクールに通いたいと思ったこともありましたが、遠距離のため自力で通うのが難しく断念したことがあり、いつか自分の暮らす地域にフリースクールを作りたいと思いながら過ごしていました。
今年の4月、念願が叶い、たくさんの方のサポートの元、スクールを開校することができました。
このスクールは開校がゴールではなく、今やっとスタートに立ったところです。これから私を含めた未来を担うスクールのメンバー達が、主体的に学びながら1つずつ少しずつ作って歩んでいきます。
そのためには学びや体験の選択肢が数多く必要であり、今現在通っているメンバーもそれを望んでいます。
これからの未来を作っていく世代の1人である私には、10代のうちにトライしてみたいことがたくさんあります。
このスクールを、やりたいことにトライし続けられる環境に整え、たくさんの経験を積み、羽ばたいていくためには、今これを読んでくださっているあなたからの投資が必要です。
また、私が羽ばたいていった後に続く、まだ出会っていない子ども達の選択肢の1つとして、このスクールを残すことを強く願っていますので、応援よろしくお願いいたします。
これを読んでくださっているあなたはどんな方なんでしょう?
ASOVIVA!にもぜひ遊びにいらしてください!お話できるのを楽しみにしています。
2019年6月29日記