Issues we are working on
核家族化が進む中で、一人で子育てに悩むお母さん方の姿を見るたびに胸を痛めてきました。
「私も〇〇で悩んでたんです!」
「あぁ、それうちも!」
「〇〇って遊び場いいよ?」
そんな些細な会話ができるだけで、子育て中の気持ちが軽くなるんです。
子ども同士でも、
親子でも、
保護者同士でも、
安全に安心して過ごせる場所を作りたい!
『一人ぼっちで子育てをするお母さんをなくしたい!』
そういう気持ちで、2000年に市内15か所で立ち上げたのが親子サークル「あ・そ・ぼ」です。
月に3回、市内各地の会場で体を使って遊んだり、季節の工作をしたり、読み聞かせをしたり・・・。地域の子育て家庭が繋がれる場となっています。
そして、2021年。
『地域の集まりにも出てこられない保護者に届けられる支援をしたい!』
との思いがようやく形となり、「ホームスタート」の事業を開始しました。
「ホームスタート」とは、英国発祥の子育て支援活動です。
未就学児のいるご家庭に、ボランティアのホームビジター(養成講座受講済)が週に一回2時間程度訪問し、一緒に話をしながら家事や育児をして過ごす、新しい家庭訪問型の子育て支援です。
ひとりで、ご家庭単独で、子育てに悩むご家庭を減らすことを目標としています。
Why we are tackling this issue
核家族家庭の増加に加え、女性の社会進出が進んだことで、お子さんが就園するまでの間に「ひとりで」「ご家庭だけで」子育てをする保護者が増えた気がします。
サークル活動では
車がなくても自宅からから歩いて来られる、
自宅の近くで年齢の近いお子さんがいる保護者と知り合いになれる、
保護者同士が会話を楽しむことができる、
安全な場所で子ども同士の交流を持たせることができる、
笑顔が溢れる場所を、おうちの近くに作りたいと思っています。
そして、ホームスタートでは
サークル活動や外出を困難だと考えるご家庭などを訪問して、保護者の気持ちに寄り添いながら『一緒に』子育てのサポートができたらと思って、活動に取り組んでいます。
子育て中に笑顔が溢れるご家庭が増えたらいいなと願い、日々の活動を行っています。
How donations are used
助成金への応募、補助金の申請も行ってはおりますが
訪問ボランティア養成と育成費、家賃、事務費、活動費の全てに充当できているわけではありません。
一般社団法人「あ・そ・ぼ」の活動にいただいた温かいご支援は、「ホームスタート」活動の継続のために上記のことに大切に使用させていただきます。