Issues we are working on
現代の日本社会では、青少年が「ありのままの自分」で生きることが難しい状況が多く見受けられます。
社会的な期待や評価のプレッシャーから、自分の感情や考えを自由に表現できず、自己肯定感が低下してしまう若者が増えています。
また、ストレスや困難な状況に直面した際に、それを乗り越える力や回復力(レジリエンス)を育む機会が不足していることも課題です。
Why we are tackling this issue
As iZは、青少年が自己理解を深め、感情を適切に表現・管理する能力(エモーショナルインテリジェンス、EQ)を高めることが、幸せに生きる力を育む鍵であると考えています。カナダの青少年教育団体(LOVE Quebec)で実施されてきたメディアアーツプログラムは、写真や詩、文章などのアートを通じて自己表現を促し、EQの向上に寄与してきました。
このプログラムの効果は、カナダの大学研究チーム(Mc Gill大学 VOIVE)によって立証されています。
As iZは、この実績あるプログラムを日本の青少年にも届けることで、彼らが自己肯定感を高め、困難を乗り越える力を育む支援を行っています。
また、評価されない(ジャッジメンタルフリー)で心理的安全性が確保された居場所を提供することで、青少年が安心して自分自身を表現できる環境づくりを目指しています。
このように、As iZは青少年が「ありのままの自分」を受け入れ、主体的に生きる力を育むことを使命として活動しています。
How donations are used
皆さまからいただいたご寄付は、以下の活動に大切に活用させていただきます。
■ As iZ MAP(Media and Arts)プログラムの運営費
青少年を対象とした「心の知能指数(EQ)」を高めるプログラムの運営に充てます。
「正解のない表現」であるアートを通じて、繰り返し自己認知に向き合い、自分自身を理解し、受け入れていくプロセスを支援します。
自己認知から自己受容へ――その積み重ねが、青少年の心の安定と成長につながります。
■ 自立支援プログラムの運営費
社会的養護下で育った青少年が施設を巣立つ前後に長期的に参加できる、MAPプログラム運営に活用されます。
新たな生活を始める時期は、不安や孤独を感じやすい多感な時期でもあります。
そのような若者たちが「自分を理解し、受け入れる力」を育むことで、孤立感を和らげながら、新生活を前向きにスタートできるよう伴走します。継続的なサポートにより、生活の安定や社会への定着を目指します。
■ 団体運営の基盤整備
活動全体を支えるため、以下のような基盤づくりに活用します。
- 事務体制の整備
- ITシステムの導入
- 情報発信(SNS・動画制作・レポート作成など)
- ボランティアスタッフの管理と支援
これらの整備によって、より多くの青少年に安定したサポートを届けられる体制を築いていきます。
As iZを応援してくださる皆さまへ
2024年、日本における児童・生徒の自殺件数は過去最多となりました。
私たちはこの現実と真剣に向き合い、青少年が抱える「生きづらさ」を見過ごさず、丁寧に受けとめる社会をつくりたいと考えています。
あなたのご寄付は、若者たちが「ありのままの自分」と向き合い、自分自身を大切にする力を育むための、かけがえのない支えとなります。
ひとりひとりが自分らしく生きられる未来を、ともに築いていけたら幸いです。
ご支援を心よりお待ちしております。