Issues we are working on
弊社が目指す「誰もがアートを通して自己表現ができる社会」とは以下のように定義しています。
- 様々な表現や感じ方に対して、多様性を認め合う社会であること。
- アートはアカデミックなものではなく、日常との距離が近い大衆的な存在であること。
- アートがマーケットとして成熟し、ビジネスとして成立する社会であること。
このような社会を実現させるためには、以下の課題があると認識しています。
- 自由な表現・感じ方を抑圧する同調性
- 地域住民が求めるアートとの接点がない
- マネタイズされないアート活動
このような課題に対して、長野県岡谷市にてノンジャンル・ノンテーマのおかやアートフェスティバル「MIX」を、2022年から開催しています。
このアートフェスティバルMIXへの出展資格に、キャリアやジャンルは設けていません。あらゆる表現をアートとしてとらえ、同じ空間に展示やパフォーマンス、ワークショップなど多種多少な表現が集結します。
また、日々熱量をもって表現活動をしているあらゆる方々にとっての活躍の場にしたいという想いから、初開催から出展料は無料としており、これまで学生や駆け出しアーティストの方々にも多く参加いただきました。
MIXでは、来場者の入場料も無料としており、アートに関心がない人でもお祭り感覚、カジュアルにアートに触れることができる場としています。来場者がそこで見た作品や体験を通して自己表現の喜びや楽しさに気づき、翌年のMIXの出展者なるような循環を生み出したい想いです。
そして、MIXをキッカケに、地域に人が流入・定着し、消費や経済活動が活発に行われるような地域活性化につながる波及効果を巻き起こしていきたいと考えています。
Why we are tackling this issue
大前提として、そもそも私たち人間には、根源的に表現欲求があり、自身に備わった想像力や独創力を発揮することが、暮らしの質を高め、自立した個人の生き生きとした生活につながると考えています。
また、文化庁のアート市場活性化ワーキンググループによると、「近年、アートの社会的・経済的な価値について、アート市場の活性化を進めることが、社会的にも経済的にも有益であることがわかりつつある。」と明記されており、アートは私たちが暮らす地域社会に多くの価値を提供できるものと考えています。
このように個人および地域社会に、前向きな影響を与えられるアートを浸透させ、地域のアート醸成を目指しています。
How donations are used
寄付金は、おかやアートフェスティバルMIXの運営に関わる、会場費、ブース制作・修繕費、広告費などの経費に活用させていただきます。
寄付をいただいた方のお名前を、イベントページに掲載させていただきます。掲載が不要の場合は、寄付ページの団体へのメッセージ欄にその旨をご記載ください。