Issues we are working on
通常の「青空朗読」ホームページ更新作業に加えて、日本語の読み方をサポートする
「目と耳で聴く朗読」YouTubeプロジェクトを立ち上げました。
日本には、海外にルーツを持つ子どもたちが増えています。
日本語の学習やコミュニケーションに困難を抱えているケースが多くあり、その保護者も同様です。
こうした人々をサポートするための学習教材となるYouTubeで、朗読者はプロのアナウンサーが主です。
具体的には、小説や童話などのテキストの全てにルビを振り、
朗読されている部分をマーカーで記す動画(YouTube)の制作です。
目で、今読まれている活字(日本語)の読み方を確認し、同時に朗読を聴くことで日本語を覚え、確認します。
YouTubeなのでスピード調整もできます。
教育現場での活用は勿論のこと、ネット環境さえあれば、一人で繰り返し聞くことで、日本語の学習に役立ちます。
そして、童話や詩の朗読を聴くことが、豊かな日本語を味わう時間となることを願っています。
この「目と耳で聴く朗読」YouTubeは、特別支援学級で学ぶ生徒たちにも役立つものです。
https://www.youtube.com/@aozoraroudoku2
Spotify:https://bit.ly/3H2S3sx
Apple:http://bit.ly/45iaQIw
Amazon:https://bit.ly/3Je9rel
Why we are tackling this issue
テクノロジーが進化し、様々な「便利」なものが溢れている一方で、格差を実感する機会が増えました。
誰一人取り残さない社会づくりの為に、私どもプロのアナウンサーができることを考え、
豊かな日本語を学ぶ「目と耳で聴く朗読」YouTubeの製作に取り組むことにしました。
AIは確かに便利ですが、効率を求めるのではなく、人間が持つ声の力を改めて広めたいのです。
「目と耳で聴く朗読」YouTubeは単に日本語を学ぶ教材としてではなく、
人間の声が持つ豊かな表現を味わう時間と空間にしたいという思いで制作を進めます。
青空朗読はネットに接続さえできれば、 1400点の小説や随筆、童話の朗読を楽しむことができる公共空間です。
How donations are used
「青空朗読」ホームページ運営維持費、アプリの更新、
「目と耳で聴く朗読」YouTube製作費等の実費にあてさせて頂きます。