Issues we are working on
子どもたちにとって家庭や学校が必ずしも心地のよい場所ではない現代社会において、
① 彼らが持つ様々な困難に共に向き合う
② 社会とのつながりを作り、彼らを孤立させない
③ 様々な選択肢を提示していく
ことを考えて活動しています。
Why we are tackling this issue
紋別市はオホーツク海に面した小さな街。海と山と湖に囲まれた自然豊かな場所です。
最盛期は4万人を超えた人口も現在は半分ほどになり、中高生は1000に満たないほどの人数しかいません。近隣に大学はなく、商業施設もあまりありません。そのため、彼らの多くは家庭や学校以外のコミュニティを持たず過ごしています。
もちろんそれ自体は悪い事ではありませんが、彼らにとって家庭や学校が必ずしも心地のよい場所でない場合もあります。
例えば限られたコミュニティの中で上手くいかなくなった時、彼らは居場所や社会とのつながりを失ってしまいます。もしくは孤立を恐れ、自分を押し殺してその場に居続ける選択を取り、生きづらさを感じるかもしれません。また、サンプルの少なさから進学に対するイメージが上手く描けなかったり、偏った意見を受けた結果、自身への誤った評価を持ったまま進路を選択してしまう場合もあります。
私たちは、家庭でも学校でもない「サードプレイス」として社会や他者との新しいつながりの場と機会を提供する事が、彼らの困難の予防になると考えています。また、Another Roofをはじめとするセーフティネットとつながる事で得られる安心が、既存のコミュニティに囚われないポジティブな進路選択の後押しとなると考えています。
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