Issues we are working on
【課題:障がいがあってもなくても、誰もが平等に学びたいことを学べるようにしたい。】
身近に溢れている◯◯教室や◯◯体験など、誰もが当たり前に通えるもののように感じますが、実際には障がい児・障がい者を受け入れている習い事の教室はあまり多くありません。
その中でも、身体を動かす教室(スポーツ教室やダンス教室など)は、特に受け入れの幅が狭いのが現状です。
取り組み:私たちは障がい者も健常者も関係なく、身体を動かすことの楽しさを感じてもらえるように、出張型ダンス教室として、さまざまな施設やデイサービス、公民館などに出向いてワークショップを実施しております。
Why we are tackling this issue
なぜダンスなのか?
ダンスは芸術の一つであるため、正解がない(=全ての人がそれぞれの答えを持っている)ということを通し、自分を受け入れ認めることで自己肯定感を上げ、他者を認めることで穏やかな心を育み、さまざまな可能性を広げています。
障がいという特性を個性という可能性に広げ、個性を最大限に活かすことができることが芸術の素晴らしさでもあります。
誰もが挑戦することの意欲を取り戻せるよう失敗と成功を繰り返し、「ありのままでいい」ということに気づき、己を尊重し他者を受け入れられるよう、「個性」の素晴らしさを伝えていきます。
ダンスや音楽には「心を踊らせる力」がもとより備わっているので、【音楽が流れると自然と身体が音に反応してしまう】という人間の持つ素晴らしい習性の一つを活用していきます。
自己表現が苦手な人でも、このような芸術を通して自分の言葉や気持ちを表現することで心と身体がつながり、心身ともに健康になる可能性があります。
身体が元の正しい状態になることで気が整い、《元気》になることが期待されます。
その結果、前向きな気持ちが生まれ、意欲的に行動できると考えています。
ダンス体験後の変化
・3年間「動けない」とされていたダウン症の児童がたった90分のワークショップで元気よく踊った
・「笑えない子」と言われていた子がとびきり笑顔で踊っていた
・自己表現が苦手な人でも芸術を通して自分の言葉や気持ちを表現することで心と身体がつながり、何事にもチャレンジしてみようという前向きな想いが芽生えた
・自己を表現することに抵抗のあった子どもたちが、自然と笑顔になり心の底から表現を楽しむようになった
・集団の中に入ることが難しかった幼児が、ダンスを通してともだちをつくることができ、自分に自信がついたことで周りとコミュニケーションをとれるようになった
参加者からの声
「できなくてもいい。間違えてもいい。わからなくてもいい。という言葉に勇気をもらった」
「難しいと思ってたことも少しずつやったらできた」
「あきらめないでチャレンジすることが大切なんだと知った」
「Youtubeで見て知っている気になってたけど、やってみたら違うということがわかった」
「やればなんでもできるんだなと思った」
「好きなことを続けることの大切さを知った」
「答えはひとつじゃないんだ」
「みんな違っていいんだと思った」
「人と違うことは恥ずかしいことじゃないんだ」
How donations are used
定期的な出張型ワークショップ(ダンス療育の開催
現在、茨城県水海道市と千葉県習志野市にて、出張型ダンス教室を開催しています。
さらに活動範囲を広げるため、頂いたご支援は出張型ダンス教室の開催費、またダンス療育を普及させる活動の資金として使用させていただきます。
出張先
・公民館や施設など
・デイサービス
・療育園
・特別支援学校
・幼稚園、保育園、小学校、中学校、高等学校
など