Issues we are working on
NPO法人World Football Shipとは?
「サッカーを通じて人々の可能性が広がる場を創り続ける」ことを目指して活動しています。
現在は、カンボジアで「サッカーをやりたい全ての子供たちに機会を届ける」無料サッカースクールを運営しています。
Who/What/How??(「誰に」「何を」「どのように」届けているのか)
・Who:恵まれない環境に置かれた子供たち=外部環境(経済的状況や物的状況)により、サッカーをできない子供たち(ex.「月謝」を払うことが出来ないカンボジアのローカルの子供達)
・What:無料サッカースクールの運営(サッカーのできる環境と適切な指導=サッカーコートの確保や練習用具の再利用とプロサッカー選手の意見を踏まえたトレーニングカリキュラムの提供)
・How:カンボジアの公立学校を中心に、地域と連携してサッカースクールを開校し、「各分野のプロフェッショナル=プロサッカー選手をはじめ、プロクラブ監督経験者やプロクラブコーチ、プロフィジオの方」を通して無料で提供する。
Our Mission:「人々の可能性を広げる"場"を創り続ける」
私たちの目指す先(Our Mission)は「人々の可能性を広げる"場"を創り続ける」です。
生まれや環境、置かれた状況に関係なく、全ての子どもたちが可能性を拡げられる機会を創りたい。
「想い」ある全ての子ども達に、環境や生まれのせいでと「夢」を諦めて欲しくない。
サッカーを通した繋がりで、どんな逆境も壁も乗り越えられると私達は信じています。
なぜ "サッカー" にこだわるのか?
私たちがサッカーにこだわる理由は、「誰でも簡単に始めることができ、人の繋がりを生み出し、そして日常的に必要な様々な素養が身に付く最適なスポーツだと信じているから」です。
- 誰でも始められる:サッカーほど簡単に始められ、多くのことを学ぶことができるスポーツは他にはないと確信しています。このスポーツの可能性は計り知れず、その可能性を最大化していきます。
- 人のネットワークが広がる :ボール1つあれば、言語の壁や男女・年齢などの違いを乗り越えることができるのがサッカーの大きな強みです。一緒にプレーすることで、多くの繋がりを生み出し、子供たちの叶えたい未来の実現に重要な人を繋げていきます
- 様々な素養が身に付く:協調性や柔軟性、戦略性など、本当に様々なことを学ぶことができるのがこのスポーツです。人との関わりで非常に重要な挨拶やコミュニケーションも自然に身につけることが出来ます。
Why we are tackling this issue
「生まれた環境で可能性が制限されてしまう子供達をなくしたい」
私たちが現在の活動拠点とするカンボジアでは、都心部を含め、特に郊外のローカルに住む子供たちの将来への可能性が大きく制限されてしまっています。それは、金銭面や物質面など、その子たちにはどうすることもできない「外部環境」によるものです。一方で、そこで過ごす子供たちの可能性は計り知れないものがあります。純粋に機会さえあれば、大きく花開く可能性を秘めた子供たちがたくさんいます。彼らの可能性に蓋をすることなく、その可能性を「磨く場」とその可能性を「拾い上げる場」を創り、彼ら/彼女らの可能性が最大限発揮されて欲しいと思っています。ただ「生まれた場所が違ったから」「育った環境が異なったから」そのような理由で阻まれてしまうことがなく、誰でも平等に自分の夢に向かった正当な努力が評価され、実を結ぶ可能性のある、そんな世界を作っていきます。
「サッカーの可能性は無限大であり、その力を最大限発揮したい」
Founderである3人は全員サッカーを通して出会いました。代表の石塚と山田は小学校・中学校と一緒の部活でサッカーを行い、高校/大学と違う道を歩みながらも大学3(2)年で再び会い、この活動を開始しました。木暮と石塚は石塚がカンボジアにサッカーのインターンをしに行ったことをきっかけに出会いました。この3人を結びつけたものは間違いなくサッカーであり、サッカーに対して無限の可能性を感じているからこそ、この団体が誕生しました。
サッカーをやってきて感じることは、「こんなにも多くのことを学べるスポーツは他にない」ということです。例えば、「誰かと一緒に何かを成し遂げる方法」は、相手のゴールにどのようにシュートを決めるか、どのように自分のゴールを守るか、を真剣に仲間と考えることで、身につけました。また、「人間として重要な挨拶や思いやりの心」はサッカーを通しての相手への感謝とコーチからの指導の中で身につけました。ボール1つという非常に簡単なスポーツでありながら、スタジアムでは、およそ10万人もの観客を魅了し、TVの向こうでそれ以上の人が熱狂する、こんなスポーツは他にはありません。サッカーワールドカップでは、国が関係なく、みんなで熱狂し、小さな公園では、大人や子供が入り混じって年齢、国境、性別、それら全ての違いを簡単に乗り越えることができます。このサッカーのもつポテンシャルを最大限に発揮させていきたいのです。
「”WFSモデル”を通して、カンボジアサッカーの現状と未来に貢献」
【現状】
ローカルのサッカースクールに「質(練習トレーニングの質)×量(練習量)=環境(サッカーを通して正しく努力できる環境)を求められないために、個々人のポテンシャルに関わらず、所得や置かれた環境によってプロを目指す機会に差がある
【WFSモデル】
公立学校を中心に、地域と連携し「無料サッカースクールの運営」を通して、ポテンシャル人材を発掘し、独自の選抜チームを立ち上げプロへの道をサポートする
【WFSモデルを通して】
カンボジアにおけるどのエリアにおいても、プロを目指す機会に溢れているため、所得や置かれた環境に関係なく、夢への挑戦がよりフェアになる。
How donations are used
『世界を繋げるサッカークラブの共同オーナーになりませんか』
私たちは「生まれた場所によって、機会が制限されるこの世界の不条理を解消したい人」や「サッカーに可能性を感じる世界中の仲間」と共同でスクールの経営を行っていきたいと考えています。そのために、寄付金の主な使い道は、「サッカースクールの経営と団体運営」にあてていきます。
具体的には、主に次の5点を想定しています。
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1. サッカーコート確保
2. ボールやゴールなどの物資確保
3. コーチ人件費
4. 団体メンバー活動費
5. その他書類提出など雑費
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このうち、1. コート確保 については、現地の学校やフットサルコートの運営会社とパートナーシップを結ぶことで、できるだけ固定費を抑えるように努めていきます。また、2. ボールやゴールなどの物資確保 についても日本の小中高大学のサッカー部と提携したり、スポーツメーカーと提携したりすることで、現状既に使わなくなってしまった物や余っている物資を回収し、再利用しようと考えています。
私たちのVisionは上述した通り、「 世界を巻き込むフットボール経済圏の創出 」です。このVisionにおいて重要なのは、世の中の無駄を回収し、再利用・活用することです。そのような現状使われていない「 無駄の再分配 」を通し、Missionである「 人々の可能性を広げる"場"を創り続ける 」に近づいていきたいと思います。