Issues we are working on
教育を受けられていない子供たちの人数
その数は全世界で約3億人にものぼります。
各国の多くのNPO法人が、この教育問題を解決しようと、学校建設や支援をすることで、
近年徐々に、小学校教育を受けられない子供たちは減ってきています。
ラオスの教育の現状
ラオスは、50もの民族で国家が形成されており、
その多民族国家の影響による問題で、学力格差や教育面に大きな問題を抱えています。
今でこそ、ラオス国全体の小学校の就学率、卒業率も78%となり、中学校への進学率も50%を超えることとなりました。ですが、この数字も都市部を含めた指標で、私達が支援するパッサン村のような貧しい地域では、中学校に進学できる子供達は激減します。
(下線部:世界子供白書2016/unicefより)
Why we are tackling this issue
継続的な教育支援を
子供たちが教育を受けることで拓く可能性ははかり知れず、子供たちが1年教育を長く受けるごとに、成人になってからの収入は10%増加し、また国の貧困率が9%低下しているのです。
実際に、小学校を出ているだけでは、就職先は広がらず、中学校を卒業することで、働ける環境が広がる可能性が大いに増えるのです。
子供たちの未来の可能性を
2014年に「ラオスの子供達に学校を贈る会」として活動がスタートし、2016年5月にルアンパバーン県ヴィエンカム郡パッサン村に、念願の小学校を贈ることができました。
しかし、ヴィエンカム郡は、ラオスの143郡中13番目に貧しい郡です。
パッサン小学校に通っている子供たちのなかには、中学校に通うための必要な費用(服や教科書、学用品など)を賄うことが難しい貧困状態の家庭も少なくはなく、進級できない子供たちもいます。
ひとりでも多くの子供たちに教育を受ける機会を提供し、子供たちの夢を叶えるお手伝いを継続的にしていきたいと考えています。
How donations are used
いただいた寄付金は、毎年、ルアンパバーン県ヴィエンカム郡パッサン小学校卒業生の中から、中学校に進学したくても経済的に困難な生徒を対象に奨学金という形で支援をしています。
また、中学4年生までの進級もサポートし、卒業まで継続的に見守っていきます。