Issues we are working on

カンボジアにおけるパラスポーツ環境の未整備
- 活動拠点・用具・指導者が圧倒的に不足
- 情報共有や支援ネットワークが未整備
- 一部のトップ選手を除き、用具の入手やスポーツ参加が困難
日本国内における未活用用具の存在
- スポンサー提供等や、助成金などの活用により、使用可能な競技用具がアスリートの自宅やスポーツ施設に眠っている状態
- 物品の寄付・循環の仕組みが存在しない
用具輸送や整備体制、人材育成の仕組みの不在
- 中古品の活用に関して整備ノウハウが不足
- 現地メンテナンス人材や体験機会の不足がボトルネックに
Why we are tackling this issue

代表理事・原徳子がアスリート出身であり、パラアスリートたちから無限のパワーをもらってきた経験が原点。
JICA協力隊としてカンボジアに赴任していた親友を通じて現地を訪れた際、地雷被害の影響が今も残るなか、スポーツに触れる機会すら与えられていない障がい者の多さに衝撃を受けた。
そんな中、日本では活用されていない競技用車いすが多く存在していることを知り、「この用具が誰かの“外に出る一歩”になれば」との想いから本プロジェクトを立ち上げた。
How donations are used
寄付金は、以下のような用途に大切に活用させていただきます:
① 用具の回収・整備
→ 工業高校生ボランティアや整備士と協力し、安全に使用できる状態へ整備
② 海外輸送費(コンテナ費用:約70万円/便)
→ カンボジアの現地パートナー(パラリンピック委員会等)へ届けるための輸送費
③ カンボジアでの体験イベント・譲渡会開催費
→ 初めてスポーツにふれる方へ安全に体験してもらう場を設置
④ 整備人材の育成・試験雇用
→ 障がいのある現地スタッフを整備補助として育成・雇用
⑤ 現地拠点の形成、連携基盤づくり
→ MoU締結や物品管理、現地法人設立などプロジェクトの持続性構築