
Purpose
就労継続支援A型事業所は、障害者に対して、雇用契約に基づく就労の機会の提供や、生産活動の機会の提供、就労に必要な知識及び能力の向上のための訓練等の支援を行う事業所です。就労継続支援A型事業所が抱える問題点としては、利用者から賃金として支払われる給付費と、国や地方自治体から支払われる運営費で運営されています。しかし、給付費は利用者の実労賃金に満たず、運営費も十分に確保されていない事業所が多く、経営難に陥っている事業所も少なくありません。また一般就労への移行率の低さです。利用者の一般就労への移行率は、2022年度で約3割にとどまっています。これは、利用者の障害の特性や、一般企業の雇用環境の変化など、さまざまな要因が複合的に影響していると考えられています。本業は今あるA型事業所での取り扱い商品展開・作業方法をコーヒーに絞ることにより今までになかった一般就労への展開を行うための事業です。
Past Activities
私は、障がい者が社会参加を果たし、一般の人と同じくらい働きたいと思う方を支援したいという思いから、就労継続支援A型事業所を開設したいと考えました。障がい者は、さまざまな能力や才能を持っています。しかし、そうした能力や才能を活かす機会が十分に与えられているとは言えません。また、長時間働くことが困難な方もいますが、逆にフルタイムで働きたい方もいますが、障害と言う大きな壁で働きたくても働けないという方も多くいます。私の友達にも3名、働きたいけど働けないと聞いています。そこで私は、約6年間焙煎士として現在もカフェで働いています。コーヒーを扱うことを仕事にしてきた私がコーヒーという商材を最大限仕事に反映させることで、コーヒー豆の選別・焙煎・抽出・販売・加工品の製造販売等、様々な業務の遂行が可能になります。各作業ごとに障がい者の能力や才能を活かせる作業を振り分けることにより働きやすい環境を作ることが可能です。その様な事業所をつくることで、障がい者の自立と社会参加、一般就労を支援したいと考えました。現在私は子育て支援と街づくりを目的に活動しています。今いる障害を持った子供たちが一般就労できる環境を作りたいと考えています。地域の企業や団体と連携して、障がい者の就労機会を拡大する事業所このような事業所をつくることで、障がい者が社会で活躍できる機会を増やし、障がい者の豊かな人生を実現することに貢献したいと考えております。さらに、埼玉県内の企業で障害者の雇用率を達成できない企業と連携し、新しい障害者の雇用機会の創出に努めたいと考えています。最後に私と思いを共にする仲間と一緒に、障害があっても一般就労できると言う現実を広く皆さんに伝えていきたいと考えております。
Achievements
将来的に障害者の雇用を創出します。また一般就労への道を作っていきます。
Necessary expenses of the business
2025年2月1日開所しました。
物件の取得費用
コーヒーの焙煎機
初期3か月分の人件費
初期3か月分の家賃水道光熱費