Issues we are working on


Jr.Taiko.Bankでは、和太鼓を通じて、地域・世代・国境を越えた人間力の育成に取り組んでいます。私たちの活動は、単なる太鼓の指導にとどまらず、自己表現、協調性、そして自信を育む“生きる力”の支援です。
現在、以下のような現場で活動を展開しています:
- 鹿追町立笹川小学校(北海道十勝)
自然豊かな土地で、低学年から高学年のこどもたちへ和太鼓の魅力を届けています。
- 御室太鼓(京都府京都市右京区)
地域に根ざした団体との協力のもと、こどもたちの心と体の成長を支えます。
- ドイツ・ハンブルク日本人学校
2011年より継続中。総合学習の一環として小学校高学年から中学生を対象に、異国の地でも和太鼓による日本文化の継承を行っています。
- ドイツ国内(ベルリン、デュッセルドルフ、ハイデルベルク、ハンブルクなど)
現地のこどもや一般市民を対象にしたワークショップを定期的に開催し、国籍を超えた交流を生み出しています。
さらに、東京都、神奈川県、山口県、シュトゥットガルト、UAE・ドバイなど、全国各地・海外で活動を広げています。
【課題】
1 文化の普及と継承の難しさ
和太鼓や津軽三味線といった日本の伝統文化が次世代に十分に伝わっていない現状があり、若い世代に文化的な価値をどう伝えるかが課題です。
2 地域や家庭環境の格差
こどもたちが住んでいる地域や家庭環境によって、音楽や文化に触れる機会に差が生じるため、すべてのこどもに平等なチャンスを提供することが重要です。
3 グローバルな文化交流の不足
日本の文化が国内外で十分に理解されていないため、世界中の人々と文化的な共感を生み出す方法を模索する必要があります。
4 持続可能な資金調達
プログラムを続けるために必要な資金を安定的に調達する方法が確立されていないと、活動の継続性に影響を及ぼす可能性があります。
5 次世代リーダーの育成
文化や音楽を通じて、単に技術を学ぶだけでなく、社会貢献や経済活動に役立つ力を育むプログラムの構築が必要です。リーダーシップや協調性を育てる方法の確立が求められます。
Why we are tackling this issue
1 文化の継承と発展の重要性
日本の伝統文化はその価値を次世代に伝えることが重要であり、和太鼓や津軽三味線を学ぶことで、こどもたちが自国の文化に誇りを持つと共に、文化を維持・発展させる役割を担うことができます。
2 教育格差を解消し、平等なチャンスを提供するため
地域や家庭環境に関わらず、すべてのこどもに音楽や文化の教育の機会を提供することで、教育の機会均等を実現し、成長する過程で得られる感性や協調性を養うことができます。
3 国際的な理解と交流を促進するため
音楽や文化は言語や国境を越えて共感を生み出す力を持っており、Jr.Taiko Bankが提供するプログラムを通じて、世界中のこどもたちと文化を共有し、国際的な理解と友情を築くことができます。
4 持続可能な社会の基盤を作るため
文化を通じて教育を行うことは、次世代リーダーとしての資質を育成することに繋がり、社会的・経済的にも持続可能な未来を創造するための重要な礎となります。
5 社会貢献と経済活性化の両立を目指すため
文化活動を通じてこどもたちにリーダーシップや協調性を学ばせることで、将来の社会貢献活動や経済活動において、文化を活かした新たな価値を創造する人材を育てることができます。
How donations are used
1. 指導活動関連の費用
2. 教材・資料関連費用
3. サポートスタッフ費用
4. イベント・発表会費用
5. 保険・安全管理費用
6. 言語サポート費用