Purpose
味しく食事をし日常会話を楽しみ、健やかに暮らすために!
ベトナムへ高度な歯科技工技術と
最新の歯科材料を!
Past Activities
本歯科技工ベトナム国際セミナーの開催
2015年10月26日、ベトナムへ調査団を派遣し、現地ニーズを見聞したところ、日本歯科技工の技術移転の必要性を確認致しました。
そこで2016年3月16日、ベトナムの首都ハノイを訪問し、ベトナム随一の国立中央歯顎顔病院のチン・ディン・ハイ院長と会談した際、ぜひ日本の歯科技工を紹介してほしいとの要請がありましたので、2017年3月2日首都ハノイで日本歯科技工国際セミナーを開催致しました。
●参加者90名(日本側15名、ベトナム側75名)
●成果
〇 ベトナムで最初の日本歯科技工に関するセミナーとなり、
同国政府保健省はこれを高く評価しました。
〇 ベトナム国立中央歯顎顔病院は、将来、日本の歯科技工を導入し、
普及していきたい旨を表明しました。
〇 セミナー参加者からは高度な歯科技工技術と最新の歯科材料に高い関心が示され、
ベトナム歯科医療での実践に大きな期待が寄せられました。
Achievements
自分の歯にかわる人口の歯による健康増進
歯科技工技術の本質は咬合(噛み合わせ)にあると思っています。
咬合技術が高ければ、咀嚼(かみくだいて味わう)能力も増して健康な食生活が楽しめます。
最近の研究では認知症の予防にもつながることが期待されているようです。
ベトナムの歯科技工技術者の声
〇 ベトナムで歯科技工士会を設立してほしい
〇 アジア太平洋地域歯科技工士連盟協議会へ加入したい
〇 最新技術へアップグレードしたい
〇 歯科技工士のトレーニング研修センターを設置してほしい
〇 最新の歯科技工機材を導入したい
〇 日本で歯科技工の研修を受けたい
Necessary expenses of the business
100万円
日本歯科技工現地専門家養成コースの開設
現在、ベトナムでは歯科技工士という国家資格はなく、従ってそのための人材養成機関もありません。
街中の歯科技工所での職業訓練による経験の積み重ねで仕事をしているというのが現状です。
基礎教育がなされていないため包括的な歯科技工に関する応用発展が難しく、歯科医師との連携も不十分になりがちです。
ベトナムにおける日本歯科技工医療協力プロジェクトのカウンターパートナーであるベトナム国立中央歯顎顔病院で歯科技工技術者養成コースを設置します。
この病院はベトナム全土の歯科技工教育におけるナショナルセンターですから全国へ日本歯科技工を普及でき、研修効果が大きいといえます。
そのためのカリキュラムは日本で作成し、日本の歯科技工士を現地派遣します。
最新の歯科材料・機器配備の歯科技工所設置
効果的かつ効率的な設計に基づく歯科技工所が少なく、古い歯科材料や旧式の歯科技工関連機器が使用されており、それらの近代化が急がれています。
日本の歯科技工士養成大学やメーカーが作成した歯科技工所設計図を参考にベトナム国立中央歯顎顔病院へ提案し、病院内に歯科技工所を設置してもらいます。
そこへ最新の歯科材料と技工物を制作するための日本製の歯科技工関連機器を配備します。
これらによって近代的な歯科技工所が機能するものと見込まれます。