Issues we are working on
日本に暮らす外国人住民は年々増えています。
しかし、言語や習慣、社会システム、法律、生活文化が異なる中、「情報不足」と「孤立」の壁に直面し、日本での暮らしに悩みや不安を抱えることが少なくないです。
一方で、外国人住民にとって、行政や社会サービス、日常の生活情報へのアクセスは容易なことではありません。疑問や悩みを抱いても信頼できる相談先が見つからず、日本人住民との交流が深まらない状況は依然としてあります。
私たちは、外国人住民がスムーズに日本社会に馴染み、日本人住民との相互理解を深める場づくりを行うために、様々なサポート活動をしています。
新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、多くの外国人住民が交流の場、日本語の学習の場を失い、孤立が一層顕在化しました。
【おとなりさん・ファミリーフレンド・プログラム】近所の力を活かして外国人住民と共に生きよう
https://j-ii.org/otonari-san/
我々が目指す「文化共生」とは──
人々がそれぞれの文化の良さを保ちながら、様々な文化の持つ素晴らしさを楽しめる、
互いにとって暮らしやすい「良き隣人」として共に生きる、
素晴らしい文化同士の出会いによって、新たな公共文化や価値を創造することです。
Why we are tackling this issue
私たちの日常はすでに多文化や異文化に満ちています。
日本には素晴らしい文化があります。そして、世界にも素晴らしい文化がたくさん存在します。それらの素晴らしい文化の巡り合いは、単一文化では作り上げることのできない新たな価値を生み出す可能性を秘めています。
自分の文化を意識することが難しいですが、しかし、異なる文化を持つ相手との出会いは、改めて自分の文化を認識し、相手の文化的背景を理解することの大切さに気付くことができます。このように文化に対してデリケートに認識できる力こそ、今後の時代に欠かせない大事な力ではないでしょうか。
私たちは、それぞれの文化を持つ人々が持つ「異なる」能力や感性、発想など「知恵」の融合によって、創造性豊かな新しい価値の創出を目指しています。
How donations are used
【おとなりさん・ファミリーフレンド・プログラム】、【くらしの相談】相談窓口、【MIKATA】留学生就職支援プログラムを運営しております。
頂いた寄付金はこれらの事業運営に使わせていただく予定です。
具体的には、
・スタッフの人件費
・事務用品
・ネット環境やリモートワークの通信・維持費
・情報発信コンテンツの制作費
など