Issues we are working on



COLOMAGA YOKOSUKAの課題は主に3つの柱を軸に取り組んでいます
1. 地域への愛着形成と人口流出への対策
子どもたちが地域を取材・発信することで横須賀の魅力を再発見し、「住み続けたい」「戻りたい」と思える愛着(シビックプライド)を育成。地域住民や市外の人々にも横須賀の良さと課題を伝え、地域定着と関心喚起を図る。
2. 子どもの創造性と表現力の育成
プロのクリエイターとの協働を通じて、取材・執筆・撮影・デザインのスキルを学び、主体的に考え行動する力を養成。自ら発信者となる体験により、自信と責任感を育む教育機会を提供。
3. 地域課題の可視化と情報発信
人口減少や地域資源の未活用など、子どもの視点から地域課題を取材・記事化。地域住民・行政・関係者に課題を伝え、地域活性化につながる情報発信の仕組みをつくる。
Why we are tackling this issue



1. 地域への愛着を育み、人口流出を防ぐ
横須賀では若い世代が市外へ出ていく傾向が続いています。この流れを変えるには、子どもの頃から「自分のまちっていいところだな」と感じる体験が大切です。子どもたち自身がまちを歩き、調べ、発信者になることで横須賀の魅力を再発見し、「ずっとここに住みたい」「いつか戻ってきたい」と思える愛着を育てます。また、地域の人々や市外の方々にも横須賀の良さや課題を伝え、まちへの関心を広げていきます。
2. 地域の未来を担う人を育てる
地域の課題(産業、人口、観光、自然保全など)を理解する若い世代は、10年後、20年後の地域を支える担い手になります。「自分で考える力」「地域の課題に気づく感性」「まちづくりに関わりたいという想い」は、学校の授業だけではなかなか育ちません。実際にまちに出て取材し、記事をつくる体験を通じて、将来の地域人材を育てていきます。
3. 子どもの創造性と表現力を伸ばす学びの場をつくる
今の教育で大切にされている「非認知能力」や「探究学習」は、実際に体験しないと身につかないものです。プロのクリエイターと一緒に、調べる、インタビューする、文章を書く、写真を撮る、編集する、発表するという本物のものづくり体験を通じて、子どもたちの自己肯定感や創造力を育む学びの場を提供しています。
4. 子どもの目線で地域の魅力と課題を発信する
行政や企業からの情報発信だけでは伝わりきらない、住民目線での地域の姿を届けることはとても大切です。特に子どもの視点は素直で偏りがなく、大人が見落としがちな魅力を見つける力があります。人口減少や地域資源の活用といった課題も、子どもたちが取材して記事にすることで、地域の人々、行政、関係者に伝わりやすくなり、まちを元気にするきっかけになります。
5. 世代を超えたつながりをつくる
子ども編集部、プロの大人、地域の企業や市民が一緒に関わることで、プロジェクト自体が「地域コミュニティ」になっています。人口が減っていく地域では、世代を超えた新しい関係づくりがとても大切です。コロマガはそのつながりの中心となり、持続可能な地域づくりを応援します。
6. 子どもがつくる情報誌で、共感の輪を広げる
大人がつくる情報誌はたくさんありますが、「子どもが主役」のものは多くありません。子どもたちがつくった情報誌は、読む人を温かい気持ちにし、家族が応援したくなり、企業やお店が協力したくなる。そんな共感の輪が自然と広がり、まち全体の雰囲気やコミュニティが豊かになっていきます。
How support is used
1. 子ども編集部の活動費
取材・ワークショップ・教材・移動など、子どもの学びと体験のため。
2. 専門家サポート費
プロのライター・カメラマン・デザイナーによる指導や制作サポート。
3. 情報誌の制作費
デザイン、レイアウト、印刷など、完成版をつくるための費用。
4. 配布・広報費
地域への配布、イベント出展、SNS発信などの活動費。
5. 安全・運営管理費
保険、会場費、通信費、必要な運営スタッフの費用。
など支援金を使っています。

