Issues we are working on
【KEEP BLUE PROJECT~支笏湖環境保全活動~】
私たちが活動する「国立公園支笏湖」私たちはここで暮らし、子どもを育て、仕事をしております。
何をするにしても「ここの美しい自然が守られ続けていること」それが根本にあります。
KEEP BLUE PROJECTでは、フィールドの「清掃活動」はもちろんのこと「今どんな変化が起きているのか」というフィールドパドロール活動や簡易モニタリング活動なども行い、環境省・林野庁・国土交通省・千歳市・北海道といった関連機関への報告や提言をする「民間のレンジャー活動」も実施しております。
【かのあアウトドアクラブ~協働型野外教育プログラム~】
現代社会はオンライン化が進み、人と人とのコミュニケーションの不足や、本来必要とされる実体験の場が減少しております。
社会における効率化という面では社会として進んでいるのかもしれません。
しかし、子どもの成長においては必ずしもこの流れは正解とは言えないと私たちは考えています。
思いっきり遊ぶ経験、人と真正面から向き合う経験、思いや考えをしっかり伝える経験。
そういった「場」がアウトドアの中では、意識しなくともやってきます。
我々はアウトドアガイドとしてリスクを管理しつつ、教えるのではなく、あくまで子ども達の学びの場を作ることで次の未来を担う子どもたちを応援しております。
Why we are tackling this issue
【アウトドアガイドとして必要不可欠な役割】
私たちは「野外活動における多様な価値の創造」をテーマに活動をしており、「観光プログラム」だけではなく、「環境保全活動」や「野外教育活動」といった観光以外の部分の活動に労力を費やすことが、
持続可能な社会・持続可能なフィールドづくりにおいて必要不可欠であると考えております。
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【ガイドとフィールドワーカー】
大雨で支笏湖温泉が水浸しになったこともありました。
巨大台風で支笏湖周辺のすべての道路が倒木で通行止めとなり陸の孤島となったこともありました。
土砂崩れで枯れ沢が大反乱したこともありました。
我々はこの土地に住むガイドとして10年以上にわたり支笏湖の自然の移り変わりを見てきました。
国立公園の特別地区に分類され、土地のほとんどが国有林の支笏湖。
ここを管理するのは、環境省であり、林野庁です。
しかし転勤のある行政職員ではこの土地を見続けてきた経験の積み重ねはありません。
私たちはこのフィールドを見続けてきた「地元ガイド」として行政と連携をし、「官民」が一体となった環境保全活動を実施しております。
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【リスクと学び】
野外活動におけるリスクの高い活動には「多くの学び」があります。
それはリスクある自然の中で越えなければいけないハードルを覚悟を決め乗り越える精神的な学びとそれを超えた際の達成感と自らを褒め、認める自己肯定感。
どう頑張っても自分一人では乗り越えられない自然環境と対峙した時に自然と出てくる仲間たちへの呼びかけや友情、感動。
もちろん必ずしも高いリスクが正解というわけではありません。
しかしプロのアウトドアガイドとして活動をする私たちには多くの選択肢があるということも事実であり、この課題に取り組む理由もアウトドアガイドだからできる「野外教育の場づくり」が必ずあると考え行動をしております。
How donations are used
支笏湖の保全と利用にご協力ください!!
上記の活動を行うにあたり私たちには活動資金が必要です。
会費をいただいて実施している事業もあれば、無償ボランティアで行う清掃活動、フィールドパトロールもあります。
使用用途は
環境保全活動・清掃活動・教育事業等の人件費
プロジェクト実施における消耗品の購入
廃棄物の処理にかかる雑費
など多岐にわたりますが、私たち一般社団法人かのあに寄付いただくことで
「美しい自然が守られ、素敵な人材が世に排出され明るい未来へとつながる」
ことをお約束いたします。