夏休みの終わりは、子どもの変化に戸惑う家族からの相談が増える時期です。
「家に帰ってこない」
「悪いことに巻き込まれてはいないだろうか」
「2学期から、学校へ戻れるだろうか」
「子どもの部屋から、見覚えのないカードや現金が見つかった」
どうしよう……。何が起きているのか分からない。誰に話せばいいのかも分からない。
「自分の育て方が悪かったのではないか」と自分を責め、周囲の目を気にしながら、家族だけで問題を抱え込んでしまう方もいます。
私たちNPO法人非行克服支援センターは、この夏、子どもの非行やさまざまな問題に悩む家族を対象に、4日間の無料相談会を開きます。
すぐに答えを出すことよりも、まずは話してもらうこと。
「どうすればいいかわからない」と立ち尽くす親御さんを一人にしないために、誰かの話を受け止め、その後の支援へつなぐ時間を、皆さまに支えていただけないでしょうか。
ストーリー
夏休みは、子どもの世界が大きく動く時期です
夏休みは、学校から離れて過ごす時間が長くなり、子どもたちの行動範囲や交友関係も広がります。
さまざまな経験ができる一方で、生活リズムや人間関係の変化から、夜遊びや金銭トラブルなどが表面化することもあります。

近年では、スマートフォンやSNSを通じた交友関係、オンライン上のお金の問題、詐欺や闇バイトへの誘導・関与、行きすぎた「推し活」など、親からは見えにくい場所で深刻な問題が進んでいるケースもあります。
夏休みの間に大きく生活が変わり、2学期を前に「このまま学校へ戻れるのだろうか」と不安を募らせる家族もいます。
けれど、子どもの非行や家族の問題は、家庭だけで状況を整理し、解決方法を見つけることが難しいものです。
だからこそ、問題がさらに深刻になる前に、安心して相談できる場所が必要です。
同じ悩みを経験した「親の立場」の相談員がいます
私たちの活動の原点の一つに、1996年に生まれた「非行」と向き合う親たちの会、通称「あめあがりの会」があります。
子どもの非行に悩みながらも、誰にも相談できなかった親たちが集まり、自分たちの経験や思いを話し合うところから始まりました。
その歩みを受け継ぎ、2003年にNPO法人非行克服支援センターを設立。以来、子どもの問題に悩む家族からの相談を受け、親の会や学習会などを続けてきました。
活動では、電話や対面で、家族や立ち直りたいと思っている青年本人からの相談を受け付けています。

私たちの相談活動の大きな特徴は、弁護士や心理、教育、少年司法などに詳しい相談員だけでなく、わが子の問題に悩んだ経験を持つ「親の立場」の相談員と、かつて非行をしてしまった経験のある相談員がいることです。
専門的な知識が必要な場面もあります。
一方で、相談に来る親御さんが最初に必要としているのは、「この気持ちを分かってもらえた」「同じ悩みを抱えた親がいる」と感じられる時間かもしれません。
家族にも、友人にも言えなかったことを話す。
子どもへの怒りや不安だけでなく、自分を責めてきた気持ちも言葉にする。
同じような経験をした親だからこそ、評価したり、責めたりせず、その言葉を受け止めることができます。
一度の相談で終わらせず、その先の支援へ
子どもの非行や家族の問題は、一度の相談ですべて解決できるとは限りません。
そのため、相談内容に応じて、
- 継続して相談できる日を決める
- 同じ経験を持つ親が集まる親の会につなぐ
- 地域の支援機関や専門機関を紹介する
- 弁護士や心理、教育などに詳しい相談員と連携する
といった、その後の支援を一緒に考えます。

相談することで、すぐに子どもの行動が変わるわけではないかもしれません。
それでも、親御さんが少し落ち着いて状況を見つめ、これからできることを考えるきっかけになります。
何かが起きてからではなく、「少し心配だ」と感じた段階からも相談してもらえる場所でありたい。
私たちは、そう考えています。
4日間、費用を気にせず相談できる時間を
私たちは、夏休みの終わりに合わせて、8月28日(金)~8月31日(月)の4日間、無料の電話相談会を実施します。
期間中は、普段よりも多くの相談員が待機します。
同じ悩みを経験した親の立場の相談員をはじめ、日によって弁護士や心理、学校事情などに詳しい相談員とも連携しながら、一人ひとりの話を受け止めます。
普段の相談を利用するには、30分2,500円の相談料が必要です。
けれど、悩みが深い方ほど、
「こんなことで相談してもよいのだろうか」
「相談しても、どうにもならないかもしれない」
「今は相談料を用意することが難しい」
と、電話をかけることをためらってしまうことがあります。

私たちは、今ある自治体と提携して、その自治体の住民の相談を無料で受けています。その住民の方からの相談が増えている事実からも無料相談の必要性を感じています。
この4日間は、費用の有無を理由に相談をためらっている方にも、安心して話してもらえる機会にしたいと考えています。
そして、無料相談会を入口として、その後も必要な支援につながれるようにしたいと思っています。
相談を必要とする人が増える一方で、活動を支える基盤は十分ではありません
現在、私たちのもとに寄せられる相談は増えています。
一方で、物価やさまざまな運営費が上昇し、団体の財政状況は厳しさを増しています。
無料相談会を実施するためにも、相談員が対応するための人件費や事務局の運営費、相談会の情報を必要な方へ届けるための広報費が必要です。
一人ひとりの相談に丁寧に向き合い、必要な支援へつなぐためには、人と時間を確保しなければなりません。
前回のクラウドファンディングでは、47人の方から340,828円のご支援をいただき、目標を達成することができました。
ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございました。

そのご支援によって相談活動を続けることができた一方で、相談を必要とする家族へ継続して対応していくための基盤は、まだ十分ではありません。
そこで今回、夏の無料相談会と、その後の相談活動を支えるため、改めてクラウドファンディングに挑戦します。
ご寄付で支えていただけること
いただいたご寄付は、4日間の無料相談会や、その後の相談活動を支えるために活用します。
2,500円のご寄付で、
一人の親御さんの話を、約30分間受け止める相談時間を支えることができます。
5,000円のご寄付で
一人の親御さんと約1時間向き合い、状況を整理しながら、次にできることを一緒に考える時間を支えることができます。
10,000円のご寄付で
約2時間分の相談対応や、相談後の継続的なフォローを支えることができます。
※金額は、相談員の対応や事務局運営などにかかる費用をもとにした目安です。ご寄付は相談活動全体のために大切に活用します。

今回の目標金額は、30万円です。
目標を達成することができれば、4日間の無料相談会を実施し、その後の相談や支援へつなげるための体制を支えることができます。
さらに多くのご支援が集まった場合には、相談会を必要な方へ届けるための広報や、継続相談の体制づくりにも活用したいと考えています。通常の活動でも、年間100万円程度の予算が必要であり、そちらの一部に充てさせていただきたいと思います。
寄付だけでなく、相談会の存在を伝えてください
このクラウドファンディングを通じてお願いしたいことは、寄付だけではありません。
もし身近に、
子どもの変化に戸惑っている方。
誰にも相談できず、家族だけで問題を抱えている方。
「どこに相談したらいいか分からない」と悩んでいる方がいたら、非行克服支援センターと、無料相談会の存在を伝えてください。
すぐに相談することはなくても、「困ったときに話せる場所がある」と知っていることが、いつか誰かを支える力になるかもしれません。
子どもの非行や家族の問題を、その家庭だけの責任にしない。
誰かが困ったときに、「相談してもいい」と言える社会を、皆さまと一緒につくっていきたいと考えています。
「どうすればいいかわからない」を受け止めるために
夏休みが終わる、その前に。
「どうすればいいかわからない」と悩む親御さんの声を、受け止める場所を守りたいと考えています。
皆さまからのご寄付は、誰かの話を受け止める30分、60分という時間になります。
そして、その時間が、家族が次の一歩を考え、必要な支援につながるきっかけになります。
どうか、4日間の無料相談会と、その先へ続く相談活動を支えてください。
温かいご支援を、心よりお願いいたします。
無料電話相談会の概要
「非行」「子どもの問題」なんでも相談
〇日程:8月28日(金)・29日(土)・30日(日)・31日(月)
〇時間:午後2時~午後7時
〇電話番号:03-5348-7699 と 03-5348-6996
〇問い合わせ先(メール):ameagari@cocoa.ocn.ne.jp
子どものことで、困っていませんか? 迷ったり、悩んだりしていませんか?
「非行」「犯罪」「友人関係」「家族関係」「お金の問題」「依存症かな」「性のこと」・・・
10代の少年も、成人した青年も対象です。
どうぞ、ひとりで悩まないで!
秘密厳守で行います。安心して電話してください。
60分の無料相談を支える
5,000円
非行や子どもの問題に悩む家族への相談活動に活用させていただきます。1回の相談に1時間以上、時には2時間かかることもあります。多くの相談は一度で終わらず、状況が落ち着くまで丁寧にお話を伺い、相談者に寄り添います。ご寄付をいただくと、5,000円で「60分の相談」を支えていただくことができます。
120分の無料相談を支える
10,000円
非行や子どもの問題に悩む家族への相談活動に活用させていただきます。
1回の相談に1時間以上、時には2時間かかることもあります。多くの相談は一度で終わらず、状況が落ち着くまで丁寧にお話を伺い、相談者に寄り添います。ご寄付をいただくと、10,000円で「120分の相談」を支えていただくことができます。


