たとえ千円でも一人一人が参加すれば大きい!
2022/5/26 11:15
フェアトレード・ショップの先駆けである名古屋の「風“s(ふ~ず)」の創業者で、現在は豊田市の山里にある民家カフェを拠点にフェアトレード商品の販売や啓発活動を続ける土井ゆきこさん。
20年以上フェアトレードと共に歩んだご経験から、タナパラ・スワローズ応援のメッセージをいただきました。
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地域に根差して活動してきたバングラデシュのフェアトレード団体タナパラ・スワローズの学校存続のために、寄付をしませんか?
私たちはお陰さまで生きている、生かされていることに感謝して、たとえ千円でも一人一人が参加すれば大きい! 暖かい心が頑張っているスワローズに届きます!
タナパラ村のスワローズという団体は、子どものために学校を作り、近所の公立学校へ行けない貧しい子らも受け入れていました。
YouTubeで最近公開された、
現地の現在の様子がわかり、また代表のライハンさんの元気な姿を見ることができました。2011年に脳梗塞で倒れてから、リハビリに頑張られたようでよかったです。
スワローズは、女性たちの仕事づくりだけでなく、教育プログラム・保育所・ドメスティックバイオレンスの対応(男尊女卑の社会がまだある)・医療費の40%の補助・農家に対する持続可能な農業の3か月に一度のトレーニング・小口融資など幅広い活動をしていました。
私は2012年ピープル・ツリーのスタディ・ツアーでバングラデシュの首都ダッカから電車で6時間の田舎、タナパラ村を訪ねました。
手仕事が大切なこと、建国浅いバングラデシュの人達が子どもたちの教育を大切にし、国を良くしていこうという心意気にあふれていることを感じました。
<2012年にタナパラ・スワローズを訪れ、生産工房を見学する土井さん(右)>
このたび、この学校が存続の危機だと知りました。国の政策で教育補助が出るために、今までスワローズの学校に通っていた子どもたちが来なくなり閉鎖という危機に直面。しかし閉鎖ではなく先のことを考え乗り越えようとしています。
政府の2023年末までの教育費補助の政策がいつまで続くかわからないので、もしなくなった時に子どもたちがスワローズの学校に戻ってこられるようにと、体制を一新するために支援金を募るプロジェクトがスタートしました。
ファストファッションの縫製工場で働いたことがあり、現在はスワローズで働いているサビーナさんは言います。(YouTubeより)
「スワローズの職場は喜びで満ちている。一着ずつつくるので達成感や、やりがいがある。作った服がどんな人々に届くのかを感じられる。仕事に誇りを持っている」
そんなフェアトレードのパートナーの活動を応援しませんか!
<スワローズ小学校の子ども達と交流する土井さん>
フェアトレード・風”s in 野入
土井ゆきこ
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土井ゆきこさんが参加された2012年のバングラデシュのスタディーツアーのようすは、こちら
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