タナパラ・スワローズから世界フェアトレード・デーの写真が届きました!
2022/5/24 12:35
5月の第二土曜日は「世界フェアトレード・デー」。世界中で一斉にフェアトレードをアピールします。
タナパラ・スワローズでこの日行ったイベントについて、生産マネージャーのサントゥさんから報告と写真が届きました。
5月14日、スワローズでは、スタッフや製品づくりに携わる生産者達があらためてフェアトレードについての理解を深めるイベントを行いました。
スワローズでは、フェアトレードの製品生産をはじめとする経済活動のほか、小学校の運営や小口融資、女性の自立支援、医療支援などの地域開発活動を行っており、その運営を担うスタッフが40名、製品づくりで仕事を得ている生産者が150名います。
イベントではスタッフと生産者全員が集い、フェアトレードについての討論会や、フェアトレードの横断幕を掲げて村内を練り歩くウォークラリーが行われました。
<フェアトレードの意義や10の指針を理解するための討論会>
<今年の世界フェアトレード・デーのテーマ「Climate Justice(気候の公平性)」のメッセージを掲げて歩くスタッフや生産者たち>
イベントの最後は、全員でランチ会を楽しんで締めくくられました。
スワローズとそこで仕事をするスタッフや生産者の関係は、雇用主と従業員というよりも、フェアトレードの価値観を共有する「仲間」のようです。フェアトレードが目指す、対話と相互の敬意に基づく対等なパートナーシップが、組織の中でも実践されていることが分かります。
ピープルツリーとのパートナーシップも既に20年以上に及ぶスワローズは、フェアトレード団体のお手本のような存在。
その活動をずっと見てきたからこそ、パートナーとして支えたい、活動を続けてほしい!と心から思います。
グローバル・ヴィレッジ代表
胤森なお子
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