かしこさとやさしさを育む そこには一肌脱ぐおとながいてほしい
2020/6/8 14:10
本日のメッセージは竹内元先生からです。
竹内先生は、NPO法人Swing-By事務局長であり、宮崎県の子どもの貧困に関する連絡推進協議会事務局長も務められています。また宮崎大学大学院教育学研究科准教授の立場から、これから教職員となる学生を鍛え、進学塾塾生にも支援が必要な子どもにも最適な環境を整え、学校や地域との連携を常に念頭に活動されています。多い時には週5日間をボランティアとして活動いただいています。メッセージをご覧ください。
ーかしこさとやさしさを育むー この趣旨に賛同していただき、ありがとうございます。
格差を解消しようとするおとなたちを増やしていきたい。
塾の子も、支援の子も、いずれ誰かを、助ける人になってほしい。
この10年近く、貧困の連鎖をどう断ち切るかを模索し続けてきました。目の前にある貧困の課題と、手をあげてしまった責任の重さに対して、ただひたすら行動してきました。その間には、何人もの賛同者や協力者もいましたが、諦めたおとなも数多くみてきました。
でもこうしてSwing-Byの新しい取り組みに対して、毎月支援してくださる人がいると思うと、とても大きな力になります。支援の対象は宮崎県全体ですので、これからは一層強いネットワークと、綿密な戦略を企画していきます。
みなさまの一層のご協力をよろしくお願いいたします。
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500円
「いただきます!」
いつもの手作りご飯のおかずが、ちょっと変わりました。
ミートボールやお魚フライが入っています。
おかずが増えて嬉しい。
みんなと食べるから美味しい。
おかずの作り方も習えて面白い。
楽しい会話が増えていきます。
1,000円
「行ってきます」
学習の場所までのバス代や電車代は、家庭にとってはとても負担になります。来たいけど続けられるかなという不安にもなります。
でももう大丈夫!
毎週決まった時間に、決まった場所に通う習慣は、きっと自信にもなりますね。
良い習慣をしっかり身につけます。
2,000円
「次のプリントをください!」
子どもたちの学習意欲は面白いほどに変化します。
いつも分厚いプリントの束と格闘しながらも、終わった時の達成感は最高。
それぞれの学力や進路に合わせて問題集を選択し、どれくらいの時間で消化できるかを把握していきます。
問題集の選択には自信があります!
3,000円
「自由になりたい」
「生きる力」を磨くためには、暮らしを楽しむことが大事。
毎日の生活に欠かせないたくさんのことを、少しずつ身につけていこう。
いつかは自分で食事を作り、そうじ、洗濯をして、健康に気を配りながら気持ちよく暮らす。
そんな日のために、生活習慣にも新しい知恵や道具を知って、自分でできることを広げていきます。
5,000円
「嬉しい!」
初めてのバーベキュー、初めてのトランポリン、初めてのケーキ作り・・・。
初めて体験することは、たくさん失敗することにもなりますが、笑いあえる仲間がいれば大丈夫。
大人にできることは、子どもたちの「やったことないこと」を沢山準備することなのだとおもいます。
10,000円
「大学に行ってもいいのかな」
進学するにはまとまったお金が必要です。そんなわがままは言えないと、自分の将来を決めかねているとしたらそれはもったいないこと。
進学の夢を諦めないで、とにかく努力をしてみましょう。信頼できる人に話してみましょう。
応援してくれる大人は、きっとあなたの周りにも必ずいます。