【神奈川県】中高生と考える、食べもののこれから|8月は120名の子どもたちへ
2026/8/28 23:35

クラウドファンディングを通して、私たちの活動を応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。
皆様からいただいたご支援による「おから味噌づくり体験」。
8月21日は、横浜市戸塚区のさくら児童デイサービスで開催し、小学生から高校生まで16名が参加しました。
これまでのおから味噌づくり体験は、小学生や親子を対象とした講座が中心でしたが、今回は中学生・高校生も多く参加する講座です。
「中高生は、おから味噌づくりをどんなふうに受け止めてくれるだろう」
そんな思いもありましたが、講座が始まると、その心配はすぐになくなりました。
「できたおからは、どうなるの?」
まずは、大豆から豆腐ができるまでのお話から始めました。
豆腐を作るときには、「おから」ができます。
「では、このおからは、その後どうなると思う?」
そんな問いかけから、みんなで考えてみました。
おからは、人が食べるだけでなく、家畜の飼料や肥料などにも利用されています。一方で、すべてが活用されているわけではありません。
その話を聞いた中学生から、
「もし廃棄されているのなら、それは考えなくてはいけない」
という声が上がりました。
さらに高校生からは、
「食料自給率から考えても、これでいいわけではない」
という意見も。
「おからをどうする?」という身近な問いから、食品ロスや資源の有効利用、そして日本の食料自給率へ。
子どもたち自身が考え、自分の言葉で意見を伝えてくれたことが、とても印象に残りました。
おからを「捨てない」ために、味噌を仕込む
おからについて考えた後は、いよいよおから味噌づくりです。
材料を一つずつ確認しながら、麹と塩を混ぜ、おからを加え、袋の上からしっかりモミモミ。
年齢の違う子どもたちが一緒に作業しましたが、分からないところがあると自然に教え合い、助け合う姿が見られました。
年上の子が年下の子を手伝ったり、お互いの様子を見ながら声を掛け合ったり。
普段から一緒に過ごしている子どもたちならではの、自然な関わりがとても印象的でした。
片付けまでみんなで協力し、時間内にすべて終えることができました。
ここから、ゆっくり「発酵」の時間
おから味噌は、仕込んだら完成ではありません。
麹などの小さな生きものの働きによって、これからゆっくりと発酵・熟成していきます。
色はどう変わるかな。
香りは?
味は?
今日仕込んだおから味噌が、これからどんなふうに変化していくのか。
自分たちで観察しながら、「時間がおいしさを育てる」発酵の不思議も楽しんでもらえたらと思います。
「おから」から、これからの日本の食を考える
今回の講座を通して感じたのは、小学生には小学生の、そして中学生・高校生には中学生・高校生だからこその「問い」や「気づき」があるということでした。
「おからをどうするか」という身近な問いから、食品ロス、資源の有効利用、食料自給率、そしてこれからの日本の食へ。
おから味噌を実際に作るだけでなく、
食べものを入り口に、自分たちの暮らしや社会について考える。
そんな時間になったことを、とても嬉しく思います。
8月は4会場、120名の子どもたちへ
そして、皆様にもう一つご報告があります。
8月5日の大分県での開催からスタートした、クラウドファンディングのご支援による「おから味噌づくり体験」。
8月は、大分県と神奈川県の4会場で開催し、合わせて120名の子どもたちへ体験を届けることができました。
8月5日|大分県大分市 83名
8月18日|神奈川県横浜市栄区 15名
8月20日|神奈川県横浜市戸塚区 6名
8月21日|神奈川県横浜市戸塚区 16名
大人数でにぎやかに取り組んだ会場。
小さな子どもたちとゆっくり触れ合った会場。
そして、中高生と日本の食のこれからまで考えた会場。
参加する子どもたちの年齢も、人数も、そこで生まれた気づきもそれぞれでした。
けれど、どの会場でも、おから味噌を実際に作ることで、「おから」「発酵」「もったいない」が、自分たちの暮らしにつながっていく時間が生まれました。
クラウドファンディングを始めたとき、私たちが皆様にお願いしたのは、子どもたちへ「おから味噌づくり体験」を届けるための応援でした。
その応援が今、こうして一つひとつ、子どもたちの体験になっています。


8月は4会場、120名。
数字の向こうには、120人それぞれの「おもしろい!」「知らなかった!」「もったいない!」があります。
皆様から託していただいた想いを、これからも大切に子どもたちへつないでまいります。
改めまして、温かいご支援を本当にありがとうございました。
代表 小林万櫻

もったいない応援団
1,000円
おから味噌づくり体験 約2人分の材料費になります。
捨てられるはずだったおからが、美味しい味噌へと生まれ変わる。
「もったいない」の心を子どもたちへ伝える活動を応援してください。

未来応援団
10,000円
おから味噌づくり体験 約20人分の材料費、または講師が地域へ体験を届けるための活動費として活用させていただきます。
未来を担う子どもたちへ、「発酵」と「もったいない」の心を届ける応援団としてご参加ください。

和食文化サポーター
300円
300円からご支援いただけます。
和食文化伝承会では、おから味噌づくり体験をはじめ、子どもたちへ「発酵」と「もったいない」の心を伝える活動を続けています。
こうした活動は、一度きりではなく継続していくことが大切です。
皆さまからの継続的なご支援は、教材づくりや講師の活動支援、全国各地での和食文化体験の実施など、未来へつながる活動に活用させていただきます。
和食文化を次世代へ伝える仲間として、ぜひ応援いただけましたら幸いです。





