このキャンペーンは継続支援になります。

このキャンペーンでは継続(毎月)での支援を集めています。初回の支援決済以降、毎月1日に自動的に初回に支援いただいた金額と同額で決済が行われますので予めご了承ください。

全国へ広がる「刑務所アート」。刑務所の内と外をアートでつなぎ対話を生み出すPrison Arts Connectionsを、マンスリーサポーターとして支えてください!

支援先

一般社団法人 Prison Arts Connections

全国へ広がる「刑務所アート」。刑務所の内と外をアートでつなぎ対話を生み出すPrison Arts Connectionsを、マンスリーサポーターとして支えてください!の画像

一般社団法人Prison Arts Connections

支援者数

3人

/ 15人

20%

支援総額

13,084円

支援者数

3人

残り

開始前

開始日

終了日

継続支援する

6月、府中刑務所との「共催」で、新しい展示を開きます。

私たちの展示を見にきてくださった府中刑務所の所長さんがこの活動に深く関心を寄せてくださり、そこから、これまでにない一歩が生まれようとしています。

刑務所の中と外は、高い壁で隔てられています。制度の壁、そして「罪を犯した人」への偏見という、目に見えない壁。私たちPrison Arts Connections(PAC)は、その壁をアートで越えて、犯罪や回復をめぐる対話を生み出そうと、「刑務所アート展」という小さな展示を、これまで3回開いてきました

その積み重ねが、少しずつ、思いがけない場所へ広がりはじめています。府中刑務所との共催展、奈良監獄ミュージアム、ニューヨーク。「声をかけてもらえる」機会が、確かに増えてきました。

ただ、この広がりは今、展示のたびに全力疾走する、ぎりぎりの体制で支えられています。

この動きを、一度きりで終わらせたくない。

展示の有無に左右されず、日常から活動を続けていくための土台を、一緒につくっていくために、マンスリーサポーター(月額寄付会員)を募集します。

ストーリー

こんにちは、Prison Arts Connectionsです

私たちは、刑務所の内と外を、アートでつなぐ活動をしています。中心にあるのは「刑務所アート展」。全国の刑務所で過ごす人たちや、刑務所にかかわる人たちの作品を集めて展示し、それを観た方の感想を、作品を描いた一人ひとりに郵送でお返しする。そうやって、直接は会えない塀の内と外の間に、ささやかな「対話」を生み出してきました。

この活動は、もともと風間勇助が、ほとんど一人で始めたものでした。大学院で「刑務所と芸術」をテーマに研究する傍ら、刑務所にいる人、刑務所を出所した人、犯罪被害・加害当事者や家族、支援団体や刑務官などとのご縁が広がっていき、最初の小さな展示を手づくりで開催しました。それが、活動の始まりです。

その後、震災のあとの地域や福祉の現場で、うまく言葉にならない思いを抱えた人たちと向き合い、いちど断ち切れてしまった関係をもう一度つなぎ直すことの大切さを感じてきた鈴木悠平が加わりました。2023年12月に任意団体として始まり、2025年1月に一般社団法人になりました。


↑一般社団法人Prison Arts Connections共同代表理事の鈴木悠平(写真左)と風間勇助(写真右)。2026年5月〜6月に開催した「第3回刑務所アート展」会期終了後の会場にて撮影。


「刑務所アート」と聞いて、どんな印象を抱きますか

よくわからない、なんだか怖い、できれば距離を置きたい――。人によって、いろいろだと思います。刑務所は、罪を犯してしまった人が収容される場所で、犯罪は、誰かの人生を深く傷つけるできごとです。「そんな場所で、どうしてアートを?」と思われるのも、自然なことだと思います。

それでも私たちは、アートには、ほかのどんな手段とも違うやり方で、犯罪や回復をめぐる対話をひらく力があると感じています。作品を介して生まれるやりとりは、塀の中にいる人にとっては社会とのつながりを感じる機会になり、外にいる私たちにとっては、ふだんは見えない人たちのことを想像してみる入口になります。

裁くでも、責めるでもなく、まず「想像してみる」。その小さな一歩を、アートはそっと後押ししてくれます。

↑過去の「刑務所アート展」応募作品の1部。絵画、書、エッセイなど多様な作風・ジャンルの作品が届いています。


全国40か所近くの刑務所から、作品が届いています

「刑務所アート展」は、これまで東京で3回開催してきました。全国40か所近くの刑務所から寄せられた作品はおよそ450点、観てくださった方は延べ3,000人ほどになります。2025年に開いた第3回では、「あなたへ」という手紙の作品や、「刑務所の中からのお願い」といった新しい部門を設けました。過去2回の3倍以上の規模となり、84人もの方が作品を寄せてくれました。

↑2026年5月24日から6月14日まで、東京都墨田区の京島劇場で開催した「第3回刑務所アート展」展示風景。絵画、書、エッセイ、手紙など200点近くを展示しました。

会場でいただいた感想は、一枚残らず集計して、応募してくれた一人ひとりに郵送しています。返ってくる声のなかには、胸を打つものがたくさんありました。

↑毎年の「刑務所アート展」では来場者からのコメントシートを集め、会期終了後に応募作家に届けています。

ある事件の被害者ご遺族は、「事故の直後は許せない気持ちでいっぱい」だったけれど、時間がたつなかで「加害者や犯罪をした人がどういう気持ちでいるのか知りたく」なったと、ご自身の変化を話してくださいました。作品を寄せてくれた、ある応募者のお母様は、「短時間の面会や手紙では、なかなか伺い知ることのできない、息子の前向きな本音を知る機会」になったと振り返ります。

正しさを押しつけるのではなく、お互いの姿を、少しずつ想像し合う。そういう時間が、たしかにこの展示から生まれています。


府中刑務所が、共催に動いてくれました

そして今年、その積み重ねが、思いがけない広がりを見せはじめています。

きっかけは、府中刑務所の所長さんと職員さんが、第3回刑務所アート展を見にきてくださったことでした。今の所長さんはこうした取り組みにとても積極的で、そこから話が進み、府中刑務所との共催が実現します。刑務所そのものが全面的に協力してくれる。これは、私たちにとって初めてのことでした。

↑2025年は府中刑務所の「絵画クラブ」を訪問し、クラブ参加メンバーとの共同制作ワークショップを実施しました。

↑府中刑務所が毎年開催している「文化祭」にブース出展し、府中刑務所絵画クラブによる作品や過去の刑務所アート展応募作品を展示しました。

この共催展「府中刑務所アート展2026」は、6月23日から6月28日に、府中市美術館市民ギャラリーで開催します。府中刑務所は、その地域に暮らす人にとって、いちばん身近な「塀の向こう」です。これまでの展示が全国の刑務所を広く対象にしてきたのに対して、今回は「この街と、この刑務所」をつなぐ、地域に根ざした展示になります。

府中刑務所アート展の詳細はこちらのページをご覧ください

https://pac-j.com/article/event/event-fuchu2026/


広がりは、府中だけではありません。今年4月に開館した「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」では、重要文化財である旧奈良監獄を改装したミュージアムに、刑務所アート展の作品が並びました。他にも、ニューヨークや大阪、和歌山など、各地の方々と連携して作品を展示する機会がありました。

↑2026年4月27日に開館した「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」外観

↑旧奈良監獄の医務所を改装した空間・C棟で、「刑務所アート展」応募作品をはじめとする、刑務所から生まれた芸術表現を展示しています。



ひとつの展示が誰かの目に留まり、それを見た人が「自分のところでもできるかもしれない」と、次の声をかけてくれる。そんなことが、少しずつ、現実に起こりはじめています。

展示が終わっても、言葉は届き続けます

うれしいことに、展示は一度きりで終わりません。作品を寄せてくれた方や、そのご家族からは、手紙が寄せられることもあります。

ある応募者の方は、「社会でなかなか自己表現ができないまま生きてきたけれど、表現することを通して、新しい自分にも出会えた」と話してくれました。展示に出した一枚が、その人のなかに小さな何かを残していく。そういうことが、たしかに起きています。

だからこそ私たちは、寄せられた一通一通を受け止め、つながりを記録し、外へ伝えていきたい。けれど――正直に言えば、いまの体制では、そこまで手が回りきっていません。


いまは、展示のたびに全力で走っています

私たちの活動は、いまのところ、展示やプロジェクトのたびに全力で走り切る、その繰り返しのなかにあります。

限られた人手のなかで、どうしても優先されるのは、目の前の展示やプロジェクトを期日に間に合わせること。そこに全員のエネルギーが注がれます。その結果、ふだんからやっておきたいこと――日々の発信や、つながった人との関係づくり、活動の記録――が、後回しになりがちです。SNSやメールマガジンも、出せる月もあれば、二か月ほど止まってしまう月もあります。

↑会期直前は、広報や設営で大忙し、たくさんの方の力を借りながら、毎年突貫作業でなんとか間に合わせています……。

これは、もったいないことだと感じています。私たちが日頃から「何を大事にしていて、ひとつの展示でどんな変化が生まれたのか」をきちんと記録し、発信していく。それこそが、次の「うちでもやってみたい」という声を呼び込む種になるからです。発信が止まれば、せっかくの広がりも、そこで足踏みしてしまいます。


塀の内と外の対話を、年に一度きりにしないために

そこで今回、皆さまにお願いがあります。

月々の継続的なご支援が、3〜5万円ほど安定して集まれば、私たちは、日常の発信とコミュニケーションを担うスタッフを一人立てることができます。

その人にお願いしたいのは、SNSやメールマガジンでの発信、活動アーカイブの整理、記事の執筆、刑務所にかかわる方々へのインタビュー、報告会の運営――つまり、「展示のないときにこそ続けておきたいこと」です。

展示があってもなくても、助成金が取れても取れなくても、活動が日常的に動き続けるための土台をつくる、ということです。

↑2026年5月17日、大阪・西成にある「釜ヶ崎芸術大学」(ココルーム)にて、「いちにちだけのちいさな刑務所アート展」を開催しました。日常で、小さくても対話の場を開き続けていきたいと思っています。

直近の1dayワークショップのレポートはこちらのページをご覧ください。

https://pac-j.com/article/report/kamagasaki_1day/


展示のない時期にも、誰かが届いた手紙を読み、いただいた感想を整理し、次の小さな種をまいている。年に一度の大きな展示のまわりに、そういう地味で、途切れない時間をつくりたいのです。土台ができれば、共同代表の鈴木も、目の前の実務に追われるばかりでなく、活動全体をこの先どう育てていくかを、落ち着いて考えられるようになります。

「続けるチーム」の一員になってください

マンスリーサポーターは、私たちの活動を「応援してくださる方」であると同時に、この活動を絶やさずに続けていくための“続けるチーム”の一員です。


これからも対話の輪を広げていくために、サポーターを募集します。

今回は、新しく15人のマンスリーサポーターを募集します。月々の金額は500円から、ご自身で決めていただけます。いただいたご支援は、お伝えしてきたとおり、日常の発信・コミュニケーションを担うスタッフの人件費や、活動を続けるための経費に、大切に使わせていただきます。

さきほどの、ご遺族の方の「知りたくなった」という言葉を、私たちは何度も思い返します。許すとか、許さないとか、その手前で、ただ相手のことを少し想像してみる。そういう入口を、社会のどこかに残しておきたいのです。それはきっと、いつか自分のためにも、必要になるものだから。

全国へ少しずつ広がりはじめたこの動きを、ここで途切れさせたくありません。その歩みを、どうかご一緒いただけませんか。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


https://pac-j.com/

代表:鈴木悠平

団体を見つける
  • 社会課題から探す
  • すべての団体から探す
  • キャンペーンを探す
Syncableについて
関連サービス
Syncable Logo Image
© 2021 STYZ Inc.All rights reserved