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ウィメンズアイ

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支援総額

211,390円

支援者数

143人

残り

終了

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世界のローカルとローカルがつながることの価値

2020/6/29 23:59

 いよいよ、このキャンペーンも本当のラストスパートです。明日、6/30の深夜23:59まで、お伝えしたいWEの活動を書き綴ってきたこの活動報告も次回までで終了!!!

 今日までサポーターになってくださった皆さん本当にありがとうございます。

 今日は、WEと海外のローカルとの関わりについて紹介したいと思います。

 南三陸町のウィメンズアイ拠点には、いろんな国からお客さんやボランティアやインターンが訪れます。これまで来てくださった方々をちょっと思い浮かべるだけでも、例えばアジア各国ではインド、スリランカ、インドネシア、ミャンマー、ベトナムetc.。中国からのインターンを受け入れていた時期もあります。欧米からはアメリカ、ポーランド、遠くはペルー、ホンジュラス、アフガニスタン、ナイジェリア、レソト、などなど。ローカルの小さな活動をしているのに、なぜ急に外国とつながるのか突拍子もないと不思議がられることも多いです。今回のコロナ危機がなければ、実はフィンランドからのインターンに来ていただく予定でした。

 思えば、始まりは石本が参加していたアジアのNGOネットワークを通じて、インド人女性とスリランカ人女性の視察コーディネートを頼まれたことでした。2人は、2004年スマトラ島沖地震の大規模な津波被害からの復興支援活動を率いた女性リーダーであり、自分たち同様、東日本大震災後の復興に力を注ぐ地元の人たちに会って話を聞き、自分たちの体験から得た知恵を分かち合いたいという希望を持っていました。

 彼女たちを南三陸町と気仙沼市で活動する若者たちに引き合わせた時、その場に生まれた共感のエネルギーと、語り合うほどに深まる互いの学びに驚きました。

 場所は遠く離れていて、背景にある文化も違い、津波による被害も違う。でも、互いに貢献しあいたいと経験や知恵を持ち寄るとき、むしろその背景にある「違い」は、「本質」を照らし出すフィルターの役割をしているかのようでした。

 そこに、モノ・サービス、カネ、ヒトが国境を越えて自由に動くことで経済活動を大きくしていこうという「グローバリゼーション」とは違う文脈で国境を飛び越える可能性を見ました。

 それぞれ特異な地域で特異な事象に向き合っている人々で作られたローカルとローカルが出会うことで、互いに貢献できるという価値を見ました。

 ときには、ぐるぐる廻る囚われ思考からふっと飛び立って新しい視点を獲得できたり、抱えていると感じている問題の中にある人間としての普遍性に気づけたり。従来、「民際交流」と言われていたものが持つ可能性。この価値を意識し始めてからは、より積極的に海外からの視察・研修受け入れを通じての交流や、プロジェクトとしての海外研修などに力を入れてきました。

 それから、例えばJICA(国際協力機構)の研修受け入れを行ってきました。

 研修参加国も災害が多く、また、社会的・文化的にも女性に対する教育や活動においても多くの課題を抱えています。2017年度には「農村女性能力向上」コースの受け入れでは南三陸町の生活研究グループ(被災後、有志により味噌と漬物の加工場「ぬくもり工房」を起業し製造販売に)とつなぎ、2018年度は「ノンフォーマル教育の推進」コースの受け入れで戸倉婦人会とつなぎました。

 戸倉婦人会は、東日本大震災で既存の婦人会活動が壊滅状態になりましたが、実はこれまで参加へのハードルがあったのではないかという気づきとともに、「戸倉女子会」という名前でゆるやかに再開。それまでは役目ごとに「〇〇長」と硬い役職名があったものを、内容は同じでも〇〇の係りの人という言い方に変えるなどして、役職は受けづらいと感じる女性たちが身構えずとも地域の活動に親しんで参加していける道を開いてきました。

 世界各国から集まった研修生たちも、本質的な悩みは「地元の人たちのやる気」であること。

 こうした地元の女性たちが自分たちで悩み、考え、出してきた答えは、小さいことのようですが、実は、文化や国境をまたいでいく大きなヒントを秘めているのです。この価値は、大きな声で訴え続けたい!!!!! のですが、なかなかわかってもらえません。

 そんな気持ちを持っていることは、おそらくゆっくり伝わっていくのでしょう。地球の裏側から急に連絡が入りました。大きな海を挟んで、ともに「津波」に向き合ってきたチリと日本の女性たちをつなぐ、ドキュメンタリーフィルム撮影に協力してもらえないかと。

 発信元は、チリとアルゼンチンのドキュメンタリーフィルム製作チームでした。

 昨年秋。当初チリ×南三陸「IKIGAIプロジェクト」と名付けられた撮影チームと、チリの女性起業家たちの一行を、新幹線のくりこま高原駅に迎えた時が、この記事トップの写真です。「津波レディース」というタイトルでドキュメンタリーフィルムとして完成したこの作品はいま、日本語の字幕作成中。本当に素晴らしいんです。

 このフィルムを見ることで、ウィが大事にしたい「価値」を共有してれる人が増えてくれたらいいなあと思っています。

「津波レディース」英語版サイト

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(塩本美紀)


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