\ 私たちの地域から世界へ /G7・G20サミットに市民社会の声を届けるプロジェクト2026

支援先

NPO法人 国際協力NGOセンター(JANIC)

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JANICワーキンググループ「サミット・ウォッチ・ジャパン」

支援総額

1,162,141円

/ 1,500,000円

116%
100%

支援総額

1,162,141円

支援者数

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広島を訪問し、市民社会との意見交換を実施しました

2026/6/4 12:00

広島を訪問し、市民社会との意見交換を実施しましたのメインビジュアル

文:長冨日向(一般社団法人かたわら教育事業メンバー)


C7サミットに向けて多くの市民社会関係者と意見交換を行っています。その一環として、広島の被爆者団体や市民社会のみなさんを訪ね、C7サミットに声を届けるべく、お話を伺いました。


2026年5月26日(火)
平和記念資料館・平和公園見学

 平和記念資料館を見学した後、平和記念公園を叶真幹さんにご案内いただきました。叶さんは、2020年まで国立広島原爆死没者追悼平和祈念館長を約5年間務められました。追悼平和祈念館が国立施設であることの意義や、平和記念公園に込められた設計上の工夫について教えていただきました。例えば、原爆死没者慰霊碑は、碑を正面に据え、その前に広がる芝生の広場が緩やかな傾斜になっていることで、慰霊碑がまるで舞台のように見える構造になっているそうです。私が訪れたのは平日でしたが、多くの修学旅行生や海外からの観光客の姿が見られました。その光景から、広島が平和について学び、考えるための世界共通の場としての大きな意義を感じました。


広島県被団協 事務所訪問

 広島県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長と関係者の皆さんと意見交換を行いました。佐久間さんは、4月のNPT再検討会議をはじめ、これまで多くの国際会議に出席されています。意見交換の中で、私は「日本人の若者として、C7の場でどのようなことを伝えるべきでしょうか」と質問しました。それに対し佐久間さんからは、「日本には戦争を放棄し、軍隊を持たないことを定めた憲法第9条があり、これは世界的にも非常に珍しい存在である。そのため、日本は国際社会に対して軍縮を訴えやすい立場にある。だからこそ、政府に属さない私たち市民社会が国際社会に向けて声を上げていくことが重要なのではないか。」とお話しくださいました。また、核兵器が他の兵器と大きく異なる点として、被爆直後の被害だけでなく、何十年も経ってから癌や疾患を引き起こす可能性が挙げられます。たとえ現在は健康であったとしても、被爆者の方々は常に病気への不安を抱えながら生きていかなければならないとお話しくださいました。

 渡航の前後で様々な被爆者団体とのコミュニケーションを予定しています。

(左から:佐久間邦彦さん、筆者)


2026年5月27日(水)
毎日新聞・宇城昇記者との意見交換

 宇城昇記者と意見交換を行い、記者の立場からG7広島サミットや、NPT再検討会議、そして広島・長崎を取り巻く現状について話してくださいました。また、広島で生まれ育ったことから、被爆者の方々のお話が日常の中にあったことなどが興味深かったです。 かたわらでは、復刻された広島の古地図を用いて、当時を想像するタイムトラベラーと言うワークショップをしています。その地図を教えてくださったのが宇城さんです。タイムトラベラーを通して多くの生徒が当時の広島に思いを馳せてくれることが嬉しいです。


NPO法人 ANT-Hiroshima 渡部朋子理事長との意見交換

 平和の発信、平和な社会づくりへのサポート、国際貢献などを行うNPO法人 ANT-Hiroshimaを訪問し、渡部朋子理事長と意見交換をさせていただきました。彼女から、世界各地に平和教育を届けられてこられたお話や、紛争地での医療支援に携わられた経験を伺いました。特に、国際会議などで出会う人々は、生まれ育った環境や受けてきた教育など、異なる前提を持つ人々であるということを忘れてはいけない、と対話の姿勢について話してくださいました。ANTには国籍や年齢を問わず多くの人々が訪ねて来るそうです。そんな彼らと思いを語り、共に平和に向けて取り組む朋子さんだからこその言葉であると強く感じました。2023年広島G7サミットで、G7市民社会コアリションの共同代表を務めたNPO法人ひろしまNPOセンターの松原裕樹さんにご一緒いただきました。

(左から:高橋悠太・かたわら代表理事、筆者、渡部朋子さん)

(左から:筆者、高橋悠太、松原裕樹さん、渡部朋子さん)


最後に

 広島訪問を通して、市民社会として広島を支える多くの方々と言葉を交わしました。世界情勢や、紛争が勃発する時に厳しい現状と向き合いながらも、それぞれの歩みを止めない姿が印象的でした。C7の場には、各国から多くの世代が来られます。被爆者の方々から直接お話を伺うことのできる最後の世代の一人として、皆さんの思いをC7の場で共有していきたいと思います。

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〒1080014

東京都港区芝四丁目7番1号西山ビル4階

03-6435-2945

https://www.janic.org/

代表:鬼丸昌也

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