【プロジェクトFUJU進捗】1日で2級小型船舶免許に挑戦!南米パラグアイの開拓で「船」が必要な理由
2026/5/4 08:50

こんにちは!「プロジェクトFUJU」のふじゅうです。
今回の進捗レポートでは、新たに挑戦した「2級小型船舶免許」の取得に向けた講習と試験の様子、そしてなぜ私たちがパラグアイで船の操縦技術を必要としているのかについてお話ししたいと思います。
怒涛の「1日完結」ボート講習と国家試験
今回は、通常なら2日間かけて行う講習を1日に凝縮したハードなコースに参加してきました。午前中はみっちり実技の講習、そして午後にはもう国家試験本番という流れです。
開口一番、指導員の方からは「もちろん予習してきたよね?じゃあ、この紐の結び方やってみて」と容赦ないスタート。最初は頭が真っ白になり、厳しい指導を受け揉みくちゃにされながらの訓練でした。
ボートの運転自体は以前に少し経験があったものの、スタートからゴールまで徹底的に求められるのが「安全確認」です。前後左右の確認や、エンジンの排気音、冷却水が出ているかなどのチェックを、一度教わっただけで実践しなければならないプレッシャーの中での操縦でした。スラロームや離岸・接岸(車でいう縦列駐車のようなもの)も、ほぼぶっつけ本番で失敗しながらなんとか食らいついていきました。
迎えた午後からの試験本番
わずか30分の昼食休憩を挟み、午後はついに国家試験本番。
「はい、もやい結びやってください」と言われて焦る場面や、水辺に投げたポールを要救助者に見立ててゆっくり近づき引き上げる「人命救助」の実技もありました。
技術的には「これで本当に大丈夫かな?」と不安になる部分もありましたが、「安全確認をきちんとやっておけば、よほどのことがない限り落ちない」という言葉を信じ、安全確認だけは徹底しました。
一方の「学科試験」もかなりの難関でした。一夜漬けでは到底太刀打ちできないボリュームで、3日ほど前から練習問題を解き始め、当日の朝は5時起き、電車の中でもギリギリまで勉強しました。専門用語に苦戦しつつも、自己採点の結果、全50問中65%の合格ラインはなんとかクリアできた模様です!実技も安全確認はできたので、ひとまず5月14日のWEBでの合否発表を待つばかりです。
なぜパラグアイでボートの免許が必要なのか?
そもそも、なぜ私がここまでしてボートの免許を取ろうとしているのか。それには、私たちが活動する南米パラグアイの「レダ」という場所の環境が大きく関わっています。
パラグアイは海を持たない内陸国ですが、実は世界第3位のスケールを誇る「河川運搬」の国であり、パラグアイ川が物流の大きな要となっています。
私たちがいるチャコ地域のアルト・パラグアイ県では、最近「週に1度来るはずの定期船が故障し、1週間全く来ない」という事態が発生しました。 船が来ないと、発電機などを動かす軽油も届かず、食料も手に入らなくなります。さらに今は雨季のため、車で遠くの街(ローマプラタ)まで買い出しに出ようにも、雨で道が悪く車を出すことすらできません。
こういったインフラの脆弱さを目の当たりにし、地域を潤し、生活を安定させるためには「自らの手で水上輸送の道を拓くこと」が不可欠だと痛感しました。重機や船といった動力を扱う技術は、国や地域を切り拓き、平準化していくために非常に重要な要素なのです。
講習を終えて気づいたこと
海洋国家の日本とは違い、内陸国パラグアイで「河川」という水に向き合い、運搬の重要性を知ることは、私の価値観を大きく広げてくれました。
最後に少し余談になりますが……今回厳しい指導員の方の講習を受けて、「ああ、自分は人から『ああだこうだ』と細かく指示を出されるのが本当に好きじゃないんだな」と、自分の性格を再確認しました(笑)。 そういった意味でも、技術面だけでなくメンタル面でも大いに「訓練」された1日となりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 今後の「プロジェクトFUJU」の展開や、試験の合否結果も楽しみにしていてください。
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