【南米パラグアイ・レダ開拓】プロジェクトFUJU進捗レポート③〜ボート免許取得と水上物流が描く未来〜
2026/4/6 11:56

読者の皆様、こんにちは!南米パンタナールの秘境「レダ」での暮らしや開拓の様子をお届けしています。
今回は、レダの抱える課題を解決するための取り組み「プロジェクトFUJU」の進捗レポート第3弾をお届けします。
今回の大きなテーマは「ボート免許の取得」です!
なぜ「ボート免許」が必要なのか?
南米パラグアイのレダ周辺は、水路による移動が生命線となる地域です。 プロジェクトのスピードを加速させるためには、自分自身で船を操縦できるかどうかが非常に重要になります。現在不足しているこの「ボトルネック」を解消する第一歩として、ボート免許の取得に挑戦することになりました!
今回、皆様からの温かいご支援をいただき、ヤマハの「特殊小型船舶免許(1日コース)」に申し込むことができました。学科講習はオンラインで受講し、4月27日には羽田試験場にて実技講習と国家試験に臨む予定です。
大河パラグアイ川に潜む危険と安全への誓い
ボートの操縦には、当然ながら危険も伴います。パラグアイ川も非常に大きな川であり、特有の危険があります。
- ピラニアの存在: パラグアイ川のピラニアはそこまで凶暴ではないと言われていますが、怪我をして血が流れると鋭い歯で襲ってくる危険があります。実際、転覆事故等で川に落ち、命を落とす方が年に1〜2名いるそうです。
- 大型船とのすれ違い: パラグアイ川は鉄鉱石などを大西洋へ運ぶ最大の物流ルートでもあります。パラグアイ、ブラジル、アルゼンチン間を行き交う大型のプッシャーボート(バージ)とすれ違う際、大きな波を受けて転覆する危険があります。
人の命を預かる立場になることを深く胸に刻み、こうした危険を克服できるよう、しっかりと安全運航について学んできます。
長期ビジョン:運搬船がもたらす「チャコ地方の平準化」
ボート免許取得の先には、LEDAプロジェクトのさらに大きなビジョンがあります。 それは、「独自の運搬船を保有し、チャコ地方の生活水準の平準化に貢献すること」です。
食料や物資を安定して補給することは、この地域が発展していくための最重要ポイントです。数年前までチャコ地方では「アキダバン」という船が、現在は「ファチマ」という船が、コンセプションからバイアネグラ間を1週間かけて往復し、途中の村々に物資を運んで販売しています。
私たちLEDAプロジェクトでも、ゆくゆくは20トン弱の中古輸送船を所有・運航し、チャコ地域のために活かしていく計画です。さらに、船には革新的な技術である「Starlink Mini(スターリンク ミニ)」を搭載する予定です。これにより通信環境を構築し、オンラインによる医療奉仕なども展開していけると考えています!
昨年の大雨で道路が陥没し孤立した村が出た際も、水上輸送インフラの重要性が再認識されました。私たちの取り組みが、こうした緊急時の貢献にも繋がると信じています。
海洋物流を通じた「世界の平準化」へ
「プロジェクトFUJUでボート免許を取る」というお話をした際、あるご婦人が「私もボート免許を持っているわ」と教えてくれました。過去に行われた海洋に関する教育訓練で取得されたそうです。 海や川を舞台にした物流の開拓は、世界の隅々にまで物資を行き渡らせ、世界を平準化していくという大きな意味を持っています。
"Think Globally, Act Locally"(地球規模で考え、足元から行動する)
この言葉を胸に、まずはボート免許の取得という目の前の課題に全力で取り組み、LEDAプロジェクトのボトルネック解消に貢献していきます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
引き続き、プロジェクトFUJUへの応援をよろしくお願いいたします!
▼ 今回のお話の全編は、こちらのYouTube動画からご覧いただけます!


