いよいよクラファン最終日です!
2026/3/31 08:24

Fine理事長の野曽原です。
おはようございます。
3月最後の日は、あいにくの雨☔️ですね。満開の桜🌸が散ってしまわないようにと外を眺めて願っています。
Fineクラウドファンディングを応援してくださり、本当にありがとうございます。
クラウドファンディングも、本日31日までとなりました。皆さんの応援の声に、本当に力をいただいています。
今日は、Fineの活動をなぜ私はここまで続けたいのか。今、何をいちばん怖いと思っているのか。
私の言葉でお伝えします。
Fineは20年以上、不妊や不育症を経験した当事者の声を集め、社会に届ける活動を続けてきました。アンケートには毎回、500人から1000人以上の声が届きます。
その声を読むたびに、なんとも言葉にできない気持ちになり、胸が詰まります。
- 誰にも言えなかった気持ち。
- 周りは前に進んでいるように見えるのに、自分だけ取り残されたように感じる苦しさ。
- がんばっているのに報われない思い。
言葉にしきれない痛みが、そこには確かにあります。
私自身、不妊治療をしていた頃は本当にひとりでした。誰にも相談しなかったので当然のこと・・・かもしれません。
でも、同じような経験をしている人が、こんなにもいることを知りませんでした。
Fineのアンケートで集まった声を前にした時、「自分だけじゃなかったんだ」と思えたことを覚えています。
私はずっと、「誰かに話したからと言って、何かが解決するわけではない。決めるのは自分だから。」と思っていました。
でも、誰かの言葉が、自分の気持ちに重なってくる。そうだった、私が苦しかったんだ。あとから自分の気持ちに名前がつく。それだけでホッする、落ち着ける、少しだけ視野が広がることを知りました。
もちろん、アンケートを通して当事者の今を可視化し、社会や制度につなげていくことはとても大切です。
でも私が大事だと感じているのは、それだけではありません。
「自分の気持ちを言葉にできること」「それを受け止めてもらえること」「同じような思いを抱えている人がいると知れること」、その過程が、孤独の中にいる人にとって大きな支えになると感じています。
だから私はこの活動を、ただ調査結果を出すためのものだとは思っていません。
声を集めること、そのものが、
「ここにいていい」「この気持ちは、なかったことにされない」
と思える場をつくっているのだと思います。
正直この活動を続けるのは簡単ではありません。Fineに入って一つひとつ実践して実感しました。アンケート調査は、設計して周知して声を集めて、整理して分析して社会に届けるまでに、多くの人の力と時間、そして費用が必要です。
決して収益性の高い活動ではありません。
不妊治療の保険適用が2022年4月からスタートして、以前よりも環境は良くなりました。制度が前に進んだと思えるようになりました。これはとってもありがたい前進です。
でも、その一方で社会の中では「もう前よりよくなったのではないか」「もう支援は広がっているのではないか」そんな空気も少しずつ生まれているように感じます。
本当にそうでしょうか。
制度ができたあとにも、いまだ苦しさは残っています。人には見えにくい痛みがあります。誰にも言えず、気持ちの整理もできず、ただただ一人で抱え込んでいる気持ちがあります。
だからこそ、声を集め続けることが必要だと思っています。
もしここで、もう十分だよね、もう解決に向かっているよね、という空気の中で声を集めることをやめてしまったら・・・
この問題は「もう大丈夫なこと」として扱われてしまうかもしれない。見えない苦しさが、なかったことにされてしまうかもしれない。
私はそのことが・・・怖いです。
私はFineの創設者(ファウンダー)ではありません。2013年からFineで活動して、今は理事長を務めています。だから、ときどき思うことがあります。
自分が代表として、この活動を本当に背負っていけるのだろうか。この大きな大きな課題に対して、創設者のように強く熱い気持ちを持てていないのではないか。そんな迷いがまったくないわけではありません。
でも、続けてきた中で、今は別の形の思いが自分の中にあります。
それは、目の前にいる人のために、この場を持ち続けたい。
クラウドファンディングで、たくさんの人に応援してもらっています。 そして 今、一緒に活動してくれているメンバー。イベントに来てくれる方。アンケートに声を届けてくれる方。ずっと静かに応援し続けてくれている方。
その一人ひとりにとって、Fineが少し安心できる場所であってほしい。
ここなら気持ちを話してもいいと思える場所であってほしい。少しだけ笑顔になれる場所であってほしい。私は今、その思いをとても大切にしています。
顔の見えない誰かのために、成し遂げることも大切です。でもその前に、まずは顔の見える一人の笑顔のために、今ここにいる人が安心できること。その積み重ねが、また次の誰かに届いていく。私はそう信じています。
残り1日。
目標達成は、決して簡単ではありません。それでも、ここで終わらせたくありません。この声を、途切れさせたくありません。
応援は、次のアンケート調査を続ける力になります。安心して本音を話せる場を残す力になります。そして、見えにくくなってしまう声を、これからも社会の中に確かに残していく力になります。この取り組みをまわりの方に伝えていただくことも、大きな支えになります。
当事者の声を、なかったことにしないために。ひとりで抱えなくていいと思える場を、これからも残していくために。どうか最後まで、応援をよろしくお願いいたします。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。









